「ドライマスターへの道:その3」 −看護婦に座薬を入れてもらった時は思わず、「あっ」と言いました。
肛門の入り口を触ってみると確かにほんの少しだけ入っている。さらにそこにローションを再びたらして 全身の力を抜くとさらにニュルニュルニュルと入っていくではないか! 思わず「はううう」と、小さく声が出た。 しかも軽い快感がありました。思わず「お母さん!」と言いそうになりました。それは嘘ですが、でも快感が あったことは確かです。それが痛みから来る物なのかイマイチわからないが私は歯を食いしばり、その 快感だか痛みだかに耐えていた。私は不思議な種類の汗がわきの下から流れ落ちるのを感じた。 説明書通りにそのままの態勢で10分ほど待ち、その後仰向けになった。 チンコは激しく勃起していた。そして我慢汁の量が半端じゃなかった。それこそダラダラとチンコの 根元まで伝っている。面白いのでそれをローション代わりに亀頭をマッサージするとエネマグラが いよいよ直腸内に食い込んできた。正直このまま発射したかった。前立腺を刺激しているのだから ドライエクスタシーなどなくても気持ち良く射精できるはずなのだ。出しちゃおうかと迷っていたその時だ。 2階にいる私の部屋に向かって誰かの足音が聞こえるではないか! ピンチだ。こんな姿を身内に見られたらそれこそ生涯の恥だ。それどころか私は本日をもって 人生に終止符を打たねばならない。もしくは目撃した人間が誰であれ、あらゆる手段を用いてでも 消去せねばならん。 私は体を入れ替えてふとんを被って寝たふりの態勢をとった。するとその瞬間である。 ビリビリビリ。何かふいに下半身に射精前のような感覚が襲いかかってきたのだ!!! これか?これなのか、先駆者よ!いまの拍子にピンポイントにエネマグラが嵌ったのか? わっはっは。やはり私はオナニーエリートだ。初回にして神の領域まで踏み込んだのだ。 しかしその瞬間、怖さが頭を過った。なぜだかわからないがドライに到達することに心が躊躇したのだ。 なぜだかわからないがこのままエネマグラが抜けなくなるようなイメージがしたのだ。(膣痙攣みたいに) すると、一瞬で完全に素に戻ってしまった。しかもその後どれだけ待っても再びドライの入り口にすら 近づくことはなかった。どうやら完全に今日のところはチャンスを逸してしまったらしい。 字間を見るともうすでにエネマグラが挿入されてから1時間が経過している。 私は仕方なくエネマグラを挿入したまま射精することにした。さすがに前立腺を刺激しているだけあって ザーメンがパニックを起こしたように飛んだが、エネマグラが固い素材でできている為に私はアナルに 激しい張りを感じた。そして問題はその後だ。エネマグラが中々抜けないのだ。さっきの恐怖が蘇る。 本当にこのまんま抜けなくなるのか?さようならブラザー!ピース。世界に平和を! 違う!そうではない。抜けない訳ではないのだ。それはわかった。どうも時間が経ってエネマグラが 乾いてしまったらしく、そこへきてさらにイってしまった為に肛門括約筋が収縮して抜けにくくなって しまったのだ。入れるのにも30分以上かかったのに抜くにも苦労するとは…。 私はローションを少しずつ垂らしながら「はぁはぁ」言いながら抜きにかかった。その時ふいに思い出した。 中学生のころ、母親のタンポンを肛門に突っ込み抜けなくなってしまったことを。あれは死ぬかと思った。 いや、死んでしまおうかと思った。産まれてしまってゴメンナサイと思った。神さま、僕は失敗作です。 その時は、がに股で浴室へ向かいシャワーをかけたら水を吸って滑りが良くなって何とか抜けた。 諸君、タンポンの吸収力をなめたらアカンよ。まじですごいから。そりゃあ多い日も安心だよ。 看板に偽り無しさ。なんつっても直腸内の水分も一気に吸い取るんだからね。 痔にならんかったのが奇跡だね、ホント。 話がそれた。元に戻そう。とにかく苦労の末に抜けたんです。 そうなんです!抜けたんです! パート4に続く |