「本サロに潜入」 −暗闇でダンス
名古屋市のベッドタウンでもあるI市にあるピンサロが「本番有り」との友人の 情報を頼りに潜入探検を試みた。 私は友人に聞いた情報通りの店の前にいた。 店の前にいる{イマドキパンチかよ?}と話をしてみる。 「忙しいッスか?」 「いやー」 「噂を聞いてきました」 「噂?」 「最後までできるって聞いたんです」 「本チャン?この辺は普通だよ」 なるほど、頼もしい言葉だ。しかしこの辺と言われても他に店は見当たらんのだが… とにかく私は8000円をお支払い。(何だか安いが明朗会計ポッキリ価格でした) 安物のベンチに腰掛けているとすぐにご案内になった。 奥へ通されると女性がいた。 「いらっしゃいませ」 うっ、声からしてオバさんである。 しかし真っ暗で何も見えない。私は鳥目でもあるが本当に何も見えない。 「足元気を付けてね」 おばさんはそう言いながら手を引いてボックスというか、多分下に布団が引いてあるだけの 場所に連れて行ってくれた。 取りとめのない話をしたあとプレイ開始である。 私が下半身裸になるとおばさんに横になるように促される。 横になるとおばさんは私のチンポに変な液体を吹きつけた。たぶん消毒液だろう。 チンポがスース−する。メントール配合らしかった。 ワシのチンポを汚物扱いしやがって、その前にテメーのマンコにも吹きかけろ! おばさんは私のチンポに舌を這わせた。口内に含まれるととても温かくてすぐにビンビンに。 そこでコンドームをかぶせておばさんが上に乗ってきた。 ぷちゅぷちゅと静かで真っ暗な店内に大きく淫靡な音が響いた。客は誰もいないらしかった。 大抵のピンサロは音楽が大音響で流れミラーボールが回り、店員のうるさいマイクパフォーマンス?が 響いているのがお決まりなのだがこの店は無音だった。 それが何だかものすごく興奮する。 相手がおばさんだと分かってはいるものの幸いな事に目が慣れてもシルエットくらいしか 判別できないので関係なかった。 しかもこのおばさん、演技喘ぎをしなかった。声を出さずにため息のような吐息を漏らすだけだ。 でもそれがなぜかそそるのだ。それはなぜか私に平安時代の夜這いを連想させた。 「上になる?」 オバさんが息を吐きながら聞いてきた。 「このままで…、う」 どぴゅ。 言い終わる前に出てしまった。。。。 それにしても意外に良かった。この暗闇がとても良い方向に出ている。明るい場所で 遭遇したらびっくりするだろうが、これなら何とかなる。 あまりに闇すぎて相手がどうとか、スタイルがどうとか、考える暇などなくて挿入感だけに 神経が集中するのである。 この良さに、遠くても1ヶ月後にまた行ってみたが店名が変わっていたので入るのを止めた。 明らかに業態が変わっていたのだ。(金額も変わっていた) しょうがないので近くのヘルスで抜いて帰ってきた。 友人に聞くとやはり内容はただのピンサロになってしまったようだった。 友人は違う本サロを開拓したようなので、また情報をもらおうと思っている。 (完) |