「毛じらみの女」 −「ワイフの動物好きには困ったもんさ」 「Hey!マーク…そいつは虫だよ」
大阪で1番有名なのは飛田遊郭で、女性も若く規模もでかいのだが20分15000円と ちと割高である。初心者は歩いて見るとその雰囲気に圧倒されるかもしれない。 私は飛田遊郭の通りを高校生の時に友人と初めて通ったが衝撃的であった。若かったので まさかその何年か先にその遊郭の客に自分がなるとは思いもよらなかった。 なお失礼ながらこの近辺はお世辞にもガラがよろしいとは言えないので注意が必要だ。 安さを求めるなら信太山遊郭がお勧めであるが上記の2地域と違って顔見世がない。 システムはやり手ばばぁに好みのタイプを告げ「ブサイクなら帰るぞ!」というくらいの態度で 臨もう。どちらにしろとんでもなく年の人は来ないと思う。(責任は持たぬ) 値段は15分だが7500円だったと思う。まぁ松島遊郭の30分15000円を半分にしただけとも 言えるが、プレイを簡略化するだけなので金銭面では得である。 何。15分じゃ短すぎる?早くて数こなせる人には打ってつけでしょ? 私は時間が余るくらいです(泣)ただ大阪中心地から少々遠いのが難点ではある。 私が松島によく足を運んだのは、{駅から非常に近くて分かりやすい}という点が非常に 大きかった。松島は九条駅を降りてすぐの場所にあり非常に分かりやすいのだ。 知らない人の為に。。。。 中央線九条駅を降りると商店街のアーケードを探します。すぐに見つかると思いますので 商店街の中へ入ってください。で、商店街を歩きながら左側に入る道を注意して見てください。 それほど遠くではない場所に民家が並んでいて夜なら怪しい光が漏れていますので一発で 分かると思います。飛田でも松島でも基本は{ちょっと良いなと思う子がいたら即決}です。 あなたがちょっと良いなと思った子は他の人もそう思います。もっと良い子がいるかも…と 探して戻ってくるともうお客がついていた、なんてことは日常茶飯事です。 さて。。。 松島遊郭のコラムで少し触れた毛じらみの女の話である。 この日わたしは夕方に松島を訪れた。 ちょっと細い路地に入ると、やり手ばばぁが私の行く手をふさいだ。 「兄ちゃーん。寄って行きー。なぁー?」 突然現れやがった。妖怪か、お前は。急に大きな声を出しやがって! 「いやまだちょっと歩きたい…」 と、私が言いかけるとばばぁの店に座っている女性が見えた。思わず私はこう言った…。 「いいよ」 その言葉を聞いたばばぁは抜けた歯を私に見せつけてにっこりと笑った。 「エーひひひ。」 おいおい、お前はひとり妖怪大戦争か!私ゃアンタを水木しげるに紹介したいよ…。 と、まぁババァはともかく女性はえらいベッピンさんだったのである。 そりゃもう大興奮ですわ。しかも「お客サン口開けだから優しくしてね」だと。 「最初から強くすると痛いからゆっくりね」とも言った。どうも彼女はアソコが小さいらしい。 きっと今日最初の客の私が租チンだったので内心ほっとしているに違いない。(ぶっ殺す) ※私は被害妄想癖があるのよ。 確かにあそこも狭くてイイ女なので一気に昇天である。良かった良かった。 ところがその後が良くなかった。だってやたらとチンコ周りがムズ痒いんだもん。 その数日前にエロ本に{今女子高生の間で毛じらみが大流行}という記事を読んだばかり だったが、私は過去にインキンになった事があったのでそのカユみにそっくりだし、今回も そうだろうと思い込んでいた。 しかし数日後、どうしてもおかしいのでチンポを丸出しにして調べて見たのである。 別に何も居ないみたいだ、湿疹もないし。 が、一箇所異常に痒い場所があってそこをよく見ると毛穴のあたりがやけに黒い、 私はその毛を抜いてみようと毛根から引っ張ってみた。雑誌で毛じらみは普段は毛根の 中に入って隠れているという不気味な記事を記憶していたからだ。きゅーっと引っ張る私。 すると爪と爪の間に何やら黒いモノが…。まさか? 私はテイッシュの上にそれを乗せてみた。Oh!!動いとる!動いとるがな!! 白いティッシュの上に黒いのがのたうちまわっとるのです。オカルトやがな! 「マジやないか!」 私はすぐに薬局へ飛んだ。その頃の私の片田舎では大きなドラッグストアなんぞは 存在しておらず。小さな個人経営の薬局でオバちゃんが店番をしていた。 「あのシラミの薬あります?」 「それって…、上?下?」 オバちゃんは自分の髪の毛と下半身を指差して言った。 「いやっ、そのっ、か、髪の毛です」 嘘ついてしもうた。しかし同じ毛なんだからどちら用でも構わんだろう。(今更訂正もきかんわ) 「それにしても最近じゃ珍しいわねぇ」 オバちゃんは商品を渡しながら言った。 「いやー、幼稚園で甥が移されちゃって」 再びの嘘である。人間はひとつ嘘をつくとそれを隠す為にどんどん嘘を重ねていくのだ。 「へー」 オバちゃんの半笑いが今でも脳裏に焼き付いている。 {シラミン}確かそんなような商品名だったと思う。(そのまんまやんけ) 匂いはまさに農薬のよう。こんなのチンポの周りに付けていいのか?説明書を見ると、 髪の毛も陰毛も兼用と書いてある。と、言う事はあの薬局のババァ、自分の興味だけで 髪の毛か陰毛かどうかを聞きやがったな。くそっ。 私は再び全裸になり、下にビニールシートを敷いて修行僧のようにあぐらをかいた。 意を決め、パウダー状の薬剤を振りかけてしばらく待つとシラミさんが何匹も落ちてきた。 そりゃもう苦しそうにポロポロ転がるように落ちてきましたわ。大きいのやら小さいのやら。。 と、いうことはすでに家庭を築いていたのね。私の敷地を勝手に使いやがって。毛じらみめ。 それどころかワシから養分まで吸い取っていた訳だからなお許せん。 ただし説明書によれば卵も殺すらしいので一安心した。 結局その後毛じらみは壊滅したらしく、カユさは消えて今にいたっている。 それ以来、遊郭には行っていない。 (完) ※本当は{遊郭}ではなく新地と言います。{松島新地}というように。でも隊長は遊郭という 響きが好きなので遊郭と言っています。 どぴゅっ。 |