裏モノ探険隊:一風堂へ戻る




                      「モザイク除去装置」    −モザイクを消すマシーンがあるだって奥さん!。。。。 




「特価:モザイク除去マシーン ○万円!」

昔、やっすいエロ本にはこんな広告をよく見かけたものである。現在のエロ本にもまだ載っているかは知らない。
でも「モザイク除去装置」という単語は思春期から完全にすり込まれていたのは確かである。

だってアンタ。。AVのモザイクが消えるんですよ、夢のような話ではないですか?
「○○○」のすべてが見られるンですよ。伏字には好きなAV女優の名前を入れましょうね。
ちなみに隊長は「藤沢まりの」と入れます。。。
※この時点で共感するあなたは残念ながら「騙される側の人間」です。でも隊長はそんなキミが好き

さて、隊長がこのモザイク除去装置を買ったのは96年ごろだ。←隊長やっぱ買ったのね(涙)
よく見かけた雑誌(やっすいエロ本)の広告ではなく、店舗で買った。

この時代はですね、隊長的には裏モノ(ビデオ&本)の冬の時代だったんですね。
どーしても手に入らなかったんです。頼みの店は摘発(しばらくお休みします)されるし友人からの
裏ビデオも回らなくなってきたしでWパンチに見舞われていました。
仕方ないので表AV販売の店に通っていたのですが、ある日その店で見つけたんです。

「特価:モザイク除去装置:15000円」

買いますか?買われますか?

で、買いました。
買う気になったのは、(店に置いてある=信用できる) というスーパーコンピューターもビックリの
計算式が隊長の頭ではじかれたからである。(おい、こいつアホだぞ)
すでにノウミソが「みどりの日」な隊長は迷うことなくレジに差し出した。 (以下店主との会話)

「これね、ビデオの種類によってうまくいかないのがあるよ」
「見えるんですか?」
「まぁね」←心なしか目を合わさずに言うジジィ。
「これなら、かなり見えるよ。このマークが付いてるやつ」
そう言うとジジィは奥の一角にある棚を指差した。


そこには☆が三つ並んだマークの入ったAVが並んでいた。
が!高い!普通のAVの倍くらいする。しかも女優がみんな古くさい。ちゅーか古い。。
でも背に腹は代えられんし1度火が点いた隊長のハートは恋をしたあの日の俺みたいなもんだ。
(言ってる事がよくわかりませんが早い話、止められない。ってことらしいです)

何だかんだで、ご会計は25000円を超えていた。
わざとこの☆☆☆AVはモザイク除去装置用に高い値段で置いてあるに違いない。この商売上手め。

逃げるように私はAVショップをあとにした。(ホントに逃げたんでしょうが。。)


ーモザイク除去装置の威力を検証ー  (カッコつけても早い話ただのオナニー)

私は意外と自分をじらすタイプだ。なのでまず、すでに所有しているAVにてモザイク除去マシーンの
威力を試してみることに。。。結果。。。



いやいやいやいやいや。ジジィも言ってたじゃない!「種類による」ってさ!

合わなかったねぇー。いやいやコレは合わなかった。でも大丈夫だよ。僕には☆☆☆のビデオが2本もあるもん。
だって2本も買っちゃったもん。めっちゃ痛い出費やもん。(見れんかったらじじぃの鼻毛に火つけたるぞ!)
と、いう訳で真打ち登場で再びアタック開始。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。結論。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

















「ジジィとメーカーまとめてぶっとばす!!!」


















立ち直るまでしばし時間をください。。。。




≧(´▽`)≦イーヒッヒヒヒ  。。。





復活。。。。

説明しよう。これは画面を反転させてモザイクを軽減するタイプである。
ちなみに、モザイク除去装置の箱には見事にモザイクが消えた(ように見える)写真が掲載されている。
イメージとしては画面に薄ブルー(意外と濃い)の円が出来ると思っていただきたい。円を絞れば絞るほど色は濃くなりつつも
確かにモザイクの向こう側の形までは見る事が出来る。しかしあくまで、「形が分かる」程度の除去である。
しかもモザイクが動くたび(出演者が動くたび)にその円も「手動で」動かさなければならない。つまり状況はこうである。

左手でモザイク除去装置を持ち反転の切り替えスイッチを押す。
右手で出演者を円で追うツマミを絶えず動かす。。。


じゃぁ、いきり起ったチンコはどうしたらええの?
残念ながら隊長はこれでも人間である。腕は2本しかないのである。これじゃチンコかまう暇ないがな。
誰か僕の代わりに操作してくれる人居ませんか?(居ねぇよ)

ちゅーか見えとらんし結局。それにね、たとえそこそこ見えてもですね、薄ブルーじゃ結局あんまり興奮しないんですよ。
むかし薄消しビデオであったけどイマイチやったもん。やっぱ肌が見えてないとダメですよ。

「いやー、いい勉強したなぁ。」 ←間違い無く一生勉強し続けるだろう男の弁
そして一番の問題はこの「高かった☆☆☆AV」がですね。たとえ丸見えでも抜けないシロモノだった事ですがな。。。

虚しさに支配された部屋で俺に残された遺産は「2度と電源を入れる事の無いモザイク除去装置」と2度と見ることのない
腐ったAV2本だった。部屋の空気は冷たく窓からは風の歌が聴こえていた。。。。。。 (了)

PS.ネット上にもまだ売ってますねぇ。言っておきますがそれらは隊長が買ったのとは違いますからね。
もしかしたら現在はすごく進化してるのかもよ。(得意のとーっても無意味なフォロー炸裂)

隊長は2度と買いませんけどね。あーはっはっは。  ←やけくそ


 
ワンポイントレッスン。モザイクを見るときは薄めを開けた状態で、目の至近距離で左右の手を開いて交互に高速で動かします。
それを指の間から見るとけっこうモザイクの向こう側が確認できますよ。(あくまで確認)
アナタが地球人でなければその状況で三本目の手を使ってオナニーしてくださいね。  では、股。。。。



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