裏モノ探険隊:一風堂へ戻る




「隊長、のぞき部屋でイクの巻(後編)」    -ここなら捕まらない



前回の続き


そういや次のインターで降りるとすぐに覗き部屋があったような…
昔何回か行った事がある。
一時期そのマニアックさに惹かれて続けて何回か通っていたのである。
ところがなぜか回を追う毎にレベルが下がっていき最後は友人の母ちゃん(上品だけど)にクリソツなオバサン出てきて
それがトラウマになって行かなくなった。何がトラウマってそのオバハンの大股開きを鑑賞しながらオナニーした後で
物凄く切なくなって泣きそうになったから行くのをやめたのである。つまりぼくは若さを諦められずに無理矢理抜いたのである。
それがかれこれ17年も前の話だ。

しかしいくら嬢にドタキャンされたからって何もノゾキ部屋でオナニーする事もないような気がするのだが…
なんか今年一番の残念な射精になりそうな悪寒がします。やっぱり手堅くここは家でオナニーでもしよう。そうしよう。(手堅いのそれ?)
というか『今日は射精しない』という選択肢はないのかよお前には…
ってバカ。5日間のオナ禁の荒行の果てにそのまま寝れるかよ… まぁやっぱ家でオナニーだな、こりゃ。


からぁん♪


「あ、いらっさい」

ドアを開けるとグラサンかけた若い店員が椅子に座ってマンガを読んでいた。
久しぶりにこういうタイプの店員見たような気がするが何となく安心した。実に安定した接客態度である。(そうか?)
と、言う訳で期待通りに俺は覗き部屋に入店していたのです。
なにしろこの先、のぞき部屋のためだけに高速に乗りここを目指す事はないと思われるので今回は良い機会のような気もしたのです。



ここでシステムを説明しよう。

前回の記憶では入り口で入場料を払い、中の個室で女の子にポストみたいなところから2千円を払うとガラスの向こうに居る女の子が
1枚づつ服を脱ぎ最終的にアソコを開いたりしてみせてくれるので俺はそこでオナニーします。※時間は10分。あっふん♪
ちなみにガラスはマジックミラーになっているので向こうからは俺のオナニー姿は見られないという訳。OH、マジョーラ!(無関係)

個室に入る前に円形のフロアをお客が囲み、嬢によるダンスタイムがあります。
ここで顔見せになるわけでもし気に入った子が居ると指名もできるようだがシステムがよくわかりません。
昔は足をコツコツ慣らしながら軽くクネクネするだけの怪しいダンスでした。
以前、友人がこのダンスを見て、『MPが吸い取られそうな踊り』、という名言を残しました。

しかし今回のダンスは違った。
なんかオッパイちら見せとかTバック見せとか色々あってキューティーハニー的なダンスに変わっててすごく進化していました。
料金も中での支払いが無くなっていて入り口で全額(と言っても3500円)支払いに変わり、女の子のレベルもものすごく上がっています。
3人の女の子がダンスフロアで顔見せしましたお世辞なしで皆可愛いです。
ちなみにお客さんは意外と居て、紳士的な雰囲気のサラリーマンが多かったのは意外でした。

ダンスタイムが終わるとすぐに個室に案内されます。ここがオナニー部屋です。

とっても狭いです。一畳ぐらいか?まさに起きて半畳寝て一畳を地でいくような風情です。が、俺はこういうの嫌いではない。

前回から20年近い年月が経っています。
部屋はもちろんのこと、マジックミラーもボロボロです。正直、部分部分が剥げていて明らかに女の子からこっちが見えてます…
こりゃ公開オナニーやな。。
しかし部屋が汚いせいか俺が虫けらだからか知りませんが女の子がとってもキュートに見えます。ちゅーかマジで可愛いのよ。。
さっき3人出てきたなかでは一番華が無かった子が付いたんですがすっごく可愛いです。お人形さんみたい。
コスチュームまで選べるようになっていたので隊長はネグリジェを選びました。

見える場所に10分のタイマーを嬢がセットし試合開始のゴング。
※くどいようですが嬢はマジックミラーの向こうですのでただのオナニーです。
嬢がゆっくりとゆっくりと服を脱ぎ始めた。俺はすでに下半身丸出しである。
嬢は時折俺の股間を見てわざと目を合わせないようにやや上を見ている。

おいおい、やっぱ絶対見えてるよ向こうから。。だってどう考えても見えてないフリしてるんだもん。

が、しかし俺はマジックミラーに張り付かんばかりにガン見。

女の子が乳首をまさぐっていたので俺も思わず乳首をまさぐった。女の子もそれをチラリと見た。



ぽわぁぁぁん。



何かが俺の中で吹っ切れた。

変態だ、変態になろう。(すでに変態ですやん)

俺は上着も脱ぎTシャツも脱ぎ全裸になった。覗き部屋の個室で全裸になる奴はあんま居ないだろう。
女の子の目線がさらに不自然な方向に変わったような気がした。やっぱり見られてる。
俺は乳首をいじったり指を舐めたりアナルをいじったりとあらゆるプレイを楽しんでいた。※オナニーです。
女の子だってオナニープレイを見せてくれているのだからお互い様です。俺が変態にならんと失礼に当たるではないか。(?)
最後の方はわざと俺が女の子の目線まで立ち上がり見つめあう体勢になった。最早女の子も目を反らせない状態である。

時間があと30秒になった。
女の子は椅子に座りアソコを開いて見せてくれていた。
彼女の下の唇が言っていた。 『イクなら今だぉ』

ピピッ。

イクとタイマーがすぐに鳴った。完璧だ。反省点は幾つかあるものの完璧な時間配分だ。(お前はそろそろ人生を反省しろや)

「ありがとうゴザイマシタ」

女の子は去っていった。



『こちらこそありがとう』

これで3500円はお値打ちだな。。まぁ多くは語るまい。

俺は今夜またひとつ大人になったような気がする。※完全な気のせいです。     (了)



   裏モノ探険隊:一風堂へ戻る