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「ストリップ2008〜2009(前編)」    暗闇でダンス!




ストリップ劇場の摘発が相次いでいる。(2008年ごろの話ね)
いわゆる「わいせつ行為」でとっ捕まった訳です。
一昔前なら舞台でお客と本番を一発キメるような場面に「警察だ!動くな」と摘発。
それでも舞台に上がった客は腰を振り続けていた、なんていう逸話まである。(ホンマかいな)

しかし最近の摘発の動きをみると本番行為ではなかったりする。
ただのオープンショーでお縄を頂戴しているのだ。
※オープンショー=踊り子さんがアソコを開いて見せるショー。

俺は今まで大いなる勘違いをしていたようだ。

ストリップ=おっぴろげOK

だと思っていたのだ。
ところがストリップであろうとも、アソコを見せたらわいせつ行為でしょっ引かれるのである。
と、いうかアソコが少しでも見えたら『わいせつ罪』なのである。
でもなんか腑に落ちんな。。

だって『猥褻』ってのはその時代背景や人々の捉え方で変わるものですやん。
時代によってはミニスカートだってワイセツだし乳首が見えただけでとんでもない話になる。
じゃあ、今はどうだ?
中二病まっしぐらの甥っ子が雑誌の切り抜きぐらいで興奮するとは思えん時代だ。
ちゅーか俺の裏DVDコレクションを勝手に持ち出すのはやめろ!窃盗罪で訴えるぞ貴様。(私事)

何しろ腑に落ちん。。

俺の中学時代にAKBのPVみたら『どえらい事』になっているだろう。(どうなったんだよ…)

早い話。ナニが言いたいかといえば『お上』の判断しだいでエロ産業は生かすも殺すも決まるのです。
ぼくらは勝手に『ネットなんて丸見えやんけ』と思いほとんどの事が許されているような錯覚を
起こしているだけで猥褻かどうか?は『お上』が決めます。
近所の住民から今さらな『苦情』が出ても動かざるを得ない場合もあるし
あまりにも『流行り過ぎて』摘発される場合もあります。
出る杭は打たれる。出るチンコは打たれる。そんな感じです。
あー俺のチンコは出過ぎてなくて打たれなくて良かった良かった。(殺す)

で、

そんないつか消えてしまいそうなストリップに思いを馳せた隊長はしばらくストリップに通ってみることにした。
と、言っても5回行っただけですけどね。でもとっても面白いです。客層とかも含めて短期間のうちに様々に変化が
起きていて景気の影響もモロに感じたりもします。街角景気指数なんてもんよりよっぽど分かりやすいんじゃね?



某地方都市で講演会的なモノに参加しなくてはならなかった隊長はいちおーそれに参加するフリだけはしたのですが、
訳のわからん人間の講演を聞くヒマがあるならストリップの上演の方がよっぽど価値がある、
と考えて講演は無視して劇場へ入りました。

講演会とストリップ関係あれへんやん。。でも俺の人生においてはストリップの方がはるかに価値があった事は間違いない。

ぼくがストリップ劇場へ行くのは実に10年以上ぶりのことです。
思い出せばあの一件いらい足が遠のいていたように思います。
この10年間の間でストリップを取り巻く環境は大きく様変わりしました。生板本番ショーがほぼ壊滅しました。
それどころかそれをやっていた劇場本体が消滅していってるように思います。中にはまだ元気に活躍してる劇場もあります、でも、
この近辺に限って言えば、いわゆる面白そうなストリップ小屋はなくなってしまいました。
今回行ったのは最後に残った劇場で、そこは比較的新しく、交番が目の前にあるという素敵な立地条件で、
昔なんかは有名AV女優とかが興行に来ていて、ストリップの王道とも言えるような小屋でしたので最後まで残っているのかもしれません。

ただあまりにも日本中からストリップ劇場が消えていくのでそこも時間の問題だとぼくは思っていました。
でもなかなか頑張っています。それどころかいつ通っても駐車場が満タンなのでそれなりの活気も感じられます。

それで10年ぶりに入ってみました。
冷静に見られなかった昔のぼくとは違ってじつに落ち着いて見られました。競馬観戦の英国紳士か、ってなぐらいのもんです。(?)
知らない人のために、基本的にはストリップの構成はこうです。

1.登場 1曲目です。楽しげな曲、もしくは艶やかな曲とともに顔見世して踊ります。
2.服を脱ぐ スローな曲目でゆっくりと服を脱いで全裸になります。
3.いろいろ...
4.オープン 舞台が明るくなって踊り子さんがアソコを開いて見せてくれます。みんなニコニコ笑顔。
※劇場や女の子、出し物によって変わりますので基本的な流れだと思ってください。



か、か、か、か、感動だぴょーん。(ぴょーんじゃねぇよバカ)

女性の身体はこんなにも美しかったんだ。それになんてここは楽しいところなんだろう。
10年前には気付けなかった女体の美しさにぼくはむせび泣きました。(泣いてませんけど)
思えば10代の頃のぼくにとって初めての風俗がストリップだった訳で、その頃のストリップは確か総勢10人ぐらいは
出てたような気がします。それもショーの前半なんてもんは正直見れたもんじゃないようなオバハンが出てきて、
観客にバイブを突っ込ましてウインウイン言わせるような演目がありました。
ぼくを含めた若い観客なんかはそんな時は一斉に外へ出て休憩タイムに入ったりしたものです。
しかし今では女の子たちは年齢不詳ではあるけどみんなキレイな人ばかりでした。
踊るのは4人と、とても少なくはなっていましたけどね。

ストリップに通いなれた人は立って見る人が多いそうです。全体のバランスが見られますからね。まさに芸術鑑賞です。

え、?ぼく、?

はい、一番前で見ました。ぼく別に通いなれてないもん。。
何より好感を持ったのが見てるお客さんたちがとっても楽しそうだったこと。あれなら踊り子さんも楽しく踊れるんじゃないかと思います。
どうも常連さんというか『劇場ファン』の方たちが結構多くいて場を盛り上げていました。
お客同士でマナー違反のお客さんを監視しあっているような雰囲気もありました。
事実騒いでいたジア系外国人を常連さんが優しく注意していましたね。
昔なんかはね、踊り子のお姐さんなんかとっても気が強い人が多かったんでお客とケンカしたり客を罵倒したりする場面があったり
それはそれで面白くもありましたけどね。

そして最後にポラロイド撮影があります。
希望したお客さんが踊り子さんに好きなポーズをしてもらいシャッターを切るのもよし、踊り子さんと2ショットを撮ることもできます。
サインを貰ったり花束をあげたりとファンが踊り子さんと触れ合える唯一の時間でもあります。
ぼくが最初に劇場へきた頃は1枚1000円だったんですが、今回は1枚500円です。こんなところにも価格破壊の波がきてるのかと思うと
なにやら感慨深いです。(ほんまかいな)でも限界ですよね、これが1枚250円とかになってきたら世も末な感じすらします。
500円とは言え劇場にとっては大きな収入源になります。これがまた行列ができる盛況だったんですよね。
このコーナーが閑散としてるととっても寂しいもんなんでとても良かったです。ほんわかしてました。
ファンというかマニアたちは分厚いアルバムを持ってきていて撮った写真を大事そうにファイルしています。

しかしあいつらスゲーぜ。
だって踊り子さん全裸なのにわざわざ服着せて写真撮ったりしてるもん。
お前らの大人っぷりとマニアっぷりには感服するわ。ホント。。


※ポラロイド写真は踊り子さんの収入になるんだとずっと思っていたんですが、どうやら劇場の収入になるらしいんです。
踊り子さんが一生懸命写真を買ってもらえるように頑張るのは劇場にまた呼んでもらう為の営業努力なんですね〜



続きます(隊長ストリップのピンクルームに再び潜入編へ


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