ニュー裏モノ探検隊:一風堂

日本フーゾク。たいちょうのひとりごと

遊郭を歩く(松島新地編)

※HP過去記事です。

 

 

 

 

近所にね、パンツ見せると100円くれるおっちゃんが居たんよ。まだ子供だし何でそんなんでこの人お金くれるのか分からんかったんよ。でも友達と一緒に放課後に順番にパンツ見せに行って100円ずつ貰ってね、みんなで駄菓子買ったりアイス買ったりしてたんよ。

でも何回か行ってるうちに1人の子が

「あのおっちゃん気持ち悪いからもう行かない」

って言うたんよ。

それでみんなも口々に「気持ち悪いな」って言い出して誰も行かなくなったんよ。おっちゃんって言っても今思うとまだ若くて25歳ぐらいだったかな?今のあたしよりずいぶん年下やんね。(笑)ほんならウチはすごいおばはんやんね。けらけら。


せやけどな。。


ホンマはウチだけまだ行ってたんよ、パンツ見せに。(笑)


ほら、ウチとこ周りのみんなと違ってお金無いんよね。貧乏ってほどやないけどせがんでせがんでやっと100円貰えてたんね。みんなと違うてお小遣いくれるおばぁはんもおじいはんもおれへんからね。パンツ見せるだけで100円くれるねんからねぇ。

 

見せるだけやで?楽やんか(笑)

 

ホンマ言うとウチより貧乏な家の子は他にも居てたから言い訳にはなれへんね。そしたらある時、おっちゃんがこう言ってん。


「他はもうけぇへんのか。ほんならパンツ脱いで見せたら千円やる、」て。


千円?千円やて?千円やで?しつこい?(笑)


せやけどそんくらいの衝撃あったんやで。パンツ脱いだらお菓子10回分まとめて貰えるんやで。それもおっちゃん近づいて見ぃへん言うしな、なんかウチこのおっちゃんのことなんか信用しとってん。何か分からんけど信用しとってん。今思うとおっちゃんのお金を信用しとっただけかも分かれへんんけど不思議と信用できてん。

 

ほんで何回も見せてた。恥ずかしかったのは最初ん1、2回。(大笑)

 

おっちゃんほんまにちゃんと距離置いて見ててんね。

触ろうともせえへんし、あ、1回だけ、、


「手で開いて見せてくれ」


言うたけどウチ「それはいやや」言うたらもう言わんようになったん。
おっちゃんほんまに見るだけで何分かしたら「もうええで」言うて千円くれてた。今思うとインポテンツやったんかもしれへんなぁ。せやけど、そのうちこのおっちゃん居らんようになってしもてね。

せやねん!ウチの減らない財布無くなってもうてん!(笑)


ウチおめこ見せるつもりで何回か行ったけど居れへんねん。(笑)


千円は?千円は?てパニックなってたわ。(大笑)


うーん、今思うとこの経験がウチに、おめこはお金になる、言う事を教えてしもたと思うねんね。せやけどべつにあのおっちゃんのせいにする訳やないで。

 

せやけど知ってしもうてん。。それはほんま、、

 

せやからいまだにこんなトコに座ったままでちっとも上がれへんのやわ。(笑)

 

 

「あけみちゃーん」

 


階下からおばちゃんが嬢を呼ぶ声がした。
外からは通りを歩く人たちの話し声が聞こえてくる。
遠赤外線ヒーターの埃が燃えるにおいがする狭い部屋で、もうすぐ春なんだなと思う。

(了)

 

 

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出会い系の女たち(元遊郭嬢あきの場合)

※HP過去記事です( *´艸`)

 

 

- 元風俗嬢あきの場合 -   


人妻のあきと会ったのは夜の10時からでした。(ハッピーメール)
すごく近くでの書き込みがあって、本来ならばそんな危険な橋を渡るべきではないと思うのですが、やりとりしてるうちに何か引っ込みがつかなくなってしまいました。

なぜ人妻が夜の10時から?

初めは不思議に思ったんですが意外とこの時間帯は人妻のゴールデンタイムなのだとあとで知りました。

某パチンコ屋の駐車場で待ち合わせる。
時間通りに現れたあきは先ほどメールで教えた俺の車の助手席に乗り込んできた。
バッチリメイクで車内に香水がプンプン漂う。
昼間に送ってもらった写メとはずいぶん印象が違った。昼間の写真は普通の人妻に見えたからだ。今回、俺も自分の写真を送っていたのでなんか彼女は安心モードになっていたようだ。やっぱり知らない人と会う訳だから互いに警戒はあるものなのです。

近くのラブホへ向かう。

部屋に入ると彼女は「今日は朝まででも大丈夫」だと言う。
いやいや、俺が大丈夫じゃねーよ。
どうやら夜10時に待ち合わせというのは子供たち(3人)を寝かしつけて(旦那も含む)からしか家を出られないからだという。※他に夜に会った人妻も同じ事を言ってた。



そこから彼女は自分の半生を語り始めた。(なんでやねん)
ちなみにラブホに入ってからベッドに入ったのは2時間ぐらいあとだった。
そのぐらい彼女は自分の人生を語り続けたのである。
取りあえず一発やりませんか?出会い系なんだし。(心の声)

あきは滋賀県に生まれた。
高校を中退してからスナックで働き始めてそこで知り合った客とすぐに結婚する。結婚後は金沢へ移り住んだが旦那が絵に描いたようなクズだった。生活費を家に入れない旦那のせいで彼女はすぐにキャバクラ嬢となる。旦那は生活費を入れないどころか実は働いてもいなかった事がのちに判明。
やがて彼女は妊娠出産する。いよいよお金が無い。
追い込まれたあきは離婚を申し出るが、その話をするたびに殴り飛ばされた。
そして殴ったあとは旦那は泣いて詫び「俺はお前が居ないとダメなんだ」と言う。典型的なチンピラやヒモのやり方だ。サラリーマン金太郎にも描いてある。

あきは子供を育てながらキャバ嬢をやり続けていたが旦那はクズのままだった。彼女の名前で借金を繰り返していたのである。その額は3人目の子供が生まれる時には1000万を超えていた。全てにおいて限界を迎えたあきはついに離婚を決意する。
今回、旦那は彼女を殴らなかった。しかし離婚する条件を出してきた。

1.慰謝料は払わない
2.養育費は払わない

どちらにしろ元々こんなクズに期待できるものではないし、彼女の一番欲しいのは自由と離婚届の判だけなのだ。
彼女は了承した。
離婚して彼女が得たのは自由。残ったものは愛する3人の子供。そして1000万の借金だった。彼女いわく、自己破産だとか元旦那の借金だとかいう理由で破棄できる類の借金ではなかったという。ウシジマくんかな(´・ω・`)

彼女にはもはや選択肢は無かった。

ちょんの間で働くことにしたのである。
そこで住み込みで働く事によって借金をある程度肩代わりしてもらえたらしい。(あくまで利息分だけどあとは元本を返せば良いと女将さんがナシ付けてくれたようだ)彼女にとっては渡りに船だろう。

だが…

ふとこんなセリフが俺の頭をよぎる。
「あちきは廓の中の鳥でありんした」※鬼奴バージョン


正直ね、今の風俗嬢ってさしたる理由もなく風俗嬢になるんです。
最近聞くのは「新しいスマホが欲しいから」とか。

スマホってタダのやつあるじゃん。って言うと「毎月の維持費が払えない」とか言います。ていうか「アイヒョンじゃなきゃ嫌!」お、おう(´・ω・`)ソウダナ
そのぐらいカジュアルです。わいの金玉ぐらいに軽い話。


あんま軽い気持ちで入ると一生抜けられないかもしれんよ嬢ちゃん。


一方であきは毎日泣いていたそうだ。
ちなみに話しながらも彼女は号泣していた。

(俺って今日何しにきたんだろう…いやまじで)



「あ、ごめんね。こんな話しちゃって。でもあとから天国が待ってるからね、うふ」 あき

天国って。。本当に召されるんやないやろうな俺。。

このとき、すでに日付は変わっていた。  

 

で、今は再婚していて旦那もちゃんと働いている人らしい。

「あ、ゴムは着けてね。言っておくけどワタシ我慢汁だけで妊娠したことあるからね!」 あき

いや着けるけどさ。むしろ着けたいけどさ。『我慢汁』ってアンタ。。

で、借金完済して再婚もしたのになんで出会い系?しかも割切り。。

「うん。来週新装開店だから」 あき

そうか、銀玉に変わるとか、胸が熱くなるよな。(ならねーよ)


と、いうわけで出会い系の割切りは好きでやってるみたい。家を出る口実にもなるし羽伸ばせるしみたいな。なお、あきはBMに乗っている。さっきはボロイ車できたけどそれは旦那の車で、なぜそうしたかっていうとベンベで乗り付けると会う人が引くからだそうな。ってその話もなんか引くわい。。

そんな彼女にとってもやっぱり出会い系で会う人は変な人も多くてひどい人も多いらしい。

一番ひどいやつの話を聞きました。


ちなみに出会ったのはハッピーメールじゃなくて某評判のよくない出会い系サイトでした。(名は秘す)会ったときはただ単に無愛想なだけかと思ったら、セックスになったら態度が豹変したそうな。

バックでやってるとき。。。

「もっと締めろーーーーー!」 男
「ええええええっ!?」 あき


「それでお尻パチンパチン叩かれたんだよ。ひどくない?アタシってそんなに緩いかな?」 あき

うん。ひどい話だけどそれすごく答えにくい話です、あきちゃん。
しょうがないのでこう言っておいた。

「緩いんじゃなくてそいつのチンコが小さいんだよ」 たいちょ ←お前が言うか?

さらにそいつは終わったあと金を床にばら撒いた。

「拾えーーーーーー!」 男
「えええええっ!?」 あき


「まぁ拾いましたけど(笑)」 あき
彼女はとても明るく朗らかな子です。でも色んな意味で男運が悪い。そいつはサイテーだ。

さらにこの男は帰り際にこう捨て台詞を吐いたそうだ。

「お前みたいな、女はな!」 男
「はい?」 あき
「スーパーのパートで天ぷらでも揚げてりゃいいんだよっ!」 男

「えええええっ!?」 あき

ひでー。『天ぷら揚げとけ』 ってひでー。
かりにも裏風俗で借金返済した女やぞ。
でも悪いけど聞いたときは大笑いした。ヒキツケ起こしそうなぐらい2人で大笑いした。

ただここで言っておくけど彼女はそれなりに可愛い顔してますよ。(デブだけど)
すごく愛嬌もあるし巨乳だし。(デブだけど)
それに結構若いんです。(老けてみえるけど29歳だった)
話も上手だしサービスも良い。(デブだけどね)

「もう1回する?」 あき

いやもういい俺。なんかお腹いっぱいだもん。
この 「天ぷら男」 に比べれば他にはそんなひどい人は居ないみたいでしたけどすっぽかしは普通みたい…


帰る時にはもう時刻は夜中の2時を軽く回っていました。

あきは異常なヘビースモーカーで一緒にいる間だけで煙草を1箱吸った事を付け加えておく。


あーあ。面白かった。


ちなみに彼女とはその後、何度かメールのやり取りはあったけど会わず仕舞いでした。    (了) 

 

2023年追記:

この頃は携帯出会い系が全盛期を迎えていて、あきと出会ったハッピーメールワクワクメールが2大巨頭でありまして、当時はサクラだらけだった出会い系サイトに一石を投じるサクラの居ない出会い系の先駆けと言えました。この一連の記事をきっかけに投稿レポートコーナーが出会い系レポートでちょっとしたお祭りになりました。それはもう掲載が追い付かないぐらいのペースで送られて来ました。旧HPの投稿レポートは499ありましたがその中の半数ぐらいが出会い系レポだったように思います。(勃起サプリレポートを除きます)携帯出会い系がマッチングサイトに置き換わってからは巡回するのをやめましたが現在はチェックするようになりました。今のところ見る専です。

 

おっと、彼女が今、HAPPYでありますように(*´ω`*)

 

 

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出会い系の女たち(和代の場合)

HP過去記事です。

 

☆ 

 

- 和代の場合 -

なんだかその日は少し疲れていたし多分自暴自棄な気分だったのかもしれない。
真夜中に目が覚めた俺はワクワクメールのアブノーマルコーナーにアクセスしていた。

で、書き込みをしてみる。

やられ気分なので書き込みもかなり乱暴だった。


「触られたい。いじられたい。弄ばれたい。」


それだけですか? (byアムロ)


いつのまにか寝てしまったが激しい頭痛で目を覚ました俺はアスピリンを飲み込んでいた。(真夜中)しばらくして冷静になった俺はちょっとこれはまずい書き込みをしてしまったなと思い直して削除する事にした。

するとどうやら少し前にその書き込みに返信があったようなのだ。


「私は30歳の子持ちです。罰イチです」

と書いてあった。


うーむ。バツイチを罰1回と書くあたりヤバめな匂いがするのだがあんな俺のイカれた書き込みに対して返信してくる女とは一体どんな女なのか興味があった。

あえて核心には触れずに当たり障りのない内容で返信してみた。(半分寝ぼけてる)

「蘭さん。メールありがとうございます。。。。」

するとまさに1分も経たずに返事が返ってきたのである。

「私、本当は蘭じゃないよ。和代だよ。メルアドはこれ。。。。」 和代


最後に携帯の実アドが書いてあった。思わず目が覚める。


こんなに潔く、しかも1回目の返信で実アドと本名教えられたら俺ももう逃げられないではないか。俺も本名の下の名を書いて携帯アドレスから返信した。


そこから彼女とのやりとりが始まった訳です。


俺の返信は遅いのだが相変わらず彼女の返信は早かった。
そして彼女の文面はいつもネガティブだった。ハッキリ言ってしまうと病んでいた。
いや違うな。正確に言うと昼間は病んでいるのだ。昼間は破滅に満ち溢れた文面だったし話も成り立たなかった。でも夜になると彼女はまともになっていた。(あくまで昼と比べれば、ですが)

俺はそんな彼女の意図を読めずにいた。

正直会ってみたいとは一度も思わなかった。
彼女もいろいろあって基本的には外出できない環境にいるようなので、会う会わないの話もなかったのだけど。


「俺は昼間は会社で仕事をしている」

そう言うと彼女はこう返信してきた。

「じゃあテレホンセックスできないねぇ、、、」

「う、うん…(´・ω・`)」

そしてその夜。なぜかメールセックスが始まった。


動画が突然送られてくる。


『タイトル 裂けるチーズ』


なんぞそら?

再生してみると彼女(和代)らしき女が裂けるチーズ(裂く前のね)を一心不乱にナメしゃぶっている。とにかくアップで恍惚とした表情でナメしゃくっているのである。
俺はこの時点で和代の顔は知らなかったので顔は初めて見た訳ですがそれがこの動画だった。


???


かなり危うい。。


「すごくエロいよ」

意味が分からないまま、俺は返信した。

次は乳首を自分の指でグリグリといじっている動画が送られてきた。
正直すごく痛そうなぐらいグリグリしている。

ちなみに彼女はメガネをかけて、物凄く痩せていてお世辞にも美人ではなかった。



そしてその次は風呂場らしき場所で全裸の彼女が自分のアソコをまさぐっているオナニー動画である。

そうか、これはメールセックスなのだ。もしくは俺にオナニーしてほしいのだろう。と気づいた俺。

「うん。ダメだ、俺もう射精しそうだ」

と、返信。


「うん。出して。早くたくさん出して」

なんだこの安いエロ映画みたいなやり取りは?と疑問に思いつつも。。

「アッーー。出てるよ、すごく出てるよ、あああああ」

と、返信。


「良かった」

と、すぐに彼女から返信があった。

今度は動画ではなく彼女の写真が添付してあった。
そこにはバストアップの写真で、メガネを外した和代がニッコリと微笑んでいたのである。



おしまい。


って、何だそりゃ?



訳が分かりませんがこれで本当に終わりなんですね。
たぶんそこで何かが彼女の中で終わったのだと思います。
それからメールはパッタリと止まり俺もメールすることなく終わりました。


さらにその日を境に彼女はワクワクメールも退会したようです。

なんだか狐につままれたような気分になりました。


 


最後に。

最初の方に彼女に聞いた事があります。彼女が割切り目的なのかよく分からなかったので、、

「ワクワクは趣味?それとも実益?」 俺

「うん?私にもわからない…」  和代  

        


わからない事だらけだ。   (了)

 

 

2023年追記:

この頃はちょうどリーマンショック直後でした。当時の文中には書きませんでしたが例の『派遣切り』に彼女も遭ったらしく休職中でした。「でもぜんぜん見つからない。凹む」というメールも送られてきましたがぼくに何が出来る訳でもなくて。(ぼくはぼくで当時追い詰められていたので余計に)和代の文面はとても短くて断片的でした。最後のメールでやり取りは終了しましたが終了せざるを得ない雰囲気だったのです。確認はしなかったけどおそらくはぼくのメルアドはブロックされていたと思うのです。

 

彼女が今、幸せだったら良いと思う(*´ω`*)

 

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隊長ホモに襲われる(映画館&サウナ)

※HP過去記事です。例によって後日談あり。

 

 

ぼくは10代の童貞少年だった。

 


その日も駄目人間ぶりを発揮していたぼくは、朝イチでパチスロのモーニングを拾い、
それが全部飲み込まれてしまうと、その日にやる事は無くなってしまった。
まだ午前中である。僕は途方に暮れた。 金もない。
残ったのは帰りの電車賃と千円札1枚。

喫茶店にでも入るか?

いや、お金が勿体無いしそんなに長くは時間が潰せそうもない。

その時、ふと看板が目に飛び込んできた。
{今○地下映画館、ポルノ映画2本立て500円}
500円?ふむ安いがな。2本見れば2時間くらいは潰せそうだ。よし行こう。

少年はあっさり決めてしまったのです。

これが有名なホモのハッテン場だとも知らずに。。。

 


モギリのオジさんに500円を支払う。とても無愛想だ。ギロリと睨まれたような気すらした。

まず、気になったのは通路に異常なほど人がいる事だった。普段着の男で小太りの中年が多かった。サラリーマンは少ない。何だか異様な雰囲気を感じた。どいつもこいつもぼくの顔をジロジロ見るのだ。顔を半分新聞で隠してみてる奴もいる。

なんだ?この人たち。何で映画見ないの?まだやってないのかしら?
そう思いながら観音開きの分厚いドアを開くとしっかり上映していた。
なんだ、やってるじゃないか。。。

中も人はけっこう多かった。ただしそのほとんどが後ろの通路に固まって立って見ている。席はガラガラだ。 何でみんな立って見てるの???

せっかくなのでぼくは前の方の席の1番端に座った。今考えると端に座って良かったと思う。。。

映画はとてつもなくつまらなかった。まず、古い洋ピンだったしモザイクが粗すぎてアップになると画面の3分の2くらいがモザイクになるので何が何だか分からなかった。
覚えているのが馬車の中で英国紳士とレディの絡みのシーンだ。
しかしこんなつまらん映画になんでこんなに人が入ってるのでしょうか?

気がつくと僕の座る椅子の隣に男が立っていた。
どうやら座りたいようなので僕は足を軽く引っ込めて通れるようにしてやった。男はそのとき何かを言ったようだったが、音響のせいで聞こえなかった。たぶんお礼を言ったのだろう。するとすぐにドスンという感触が隣から聞こえた。見ると私の左隣に男が座っている。

なんで???
他にメチャメチャ空いてるやん。なんでここやの????
{もしかして、ここが彼の指定席かな?}アホで有名なぼくはそう思って納得してしまっていた。

彼の横顔を見たが、モデル顔のとても良い男だった。

(某男性デュオのボーカルに激似)
真っ直ぐ画面を見つめていたのでぼくも安心して映画を見続けた。

が、5分くらい経った頃だろうか、僕の左足のふともも辺りに妙な感覚があった。
見ると隣のモデル顔の左手の小指が私のふとももの上に軽ーく乗っているのだ。
何?意味がよくわからない。男は映画を凝視したままだった。
あまりにも意味不明でぼくはずっとその長い小指を凝視していた。

す、すると次には掌全体が僕のふとももに乗り、スルスルと内側を撫で始めたのである!

ヤベー!!!こいつ、モーホだ!たーすけてくれー!(←やっと気付いた男)
次の瞬間、僕はリュックを引っつかみ走り出していた。

ドアを開けロビーを駆け抜けた。
ロビーのオヤジたちが一斉にこっちを見た。彼らも追いかけてきそうな気がしたので、ぼくは外を出てからも走り続け、地下鉄のホームまで走り続けた。
お母ちゃん!ぼく、ホモに襲われそうになったんだよ。父さん! 

怖かったよ、うえーん。

マジ、怖かった。こんな怖い思いをしたのは初めてでした。
あそこはホモの発展場だったのです。つまりはホモの方々の出会いの場で彼らにすれば言わば聖域なのだ。でも、という事はあそこに居た方々はみんなそういう種類の人なのでしょうか?それならあんなに居るんですかい?

そんなところに十代の獲物が丸腰で入場してしまったのです。
そりゃ狙われますわ。ぼく美少年だし。(←真顔で嘘をつくな!)

ぼくのふとももをなでたあの白魚のような指はあの後どのような動きをする予定だったんだ?考えただけで怖いよー。

しかしえらい所に迷いこんでしまった。(映画館編完)

 

 

やけにホモにモテた?いや、遭遇した時期があったんです。
前述の映画館は知らずとは言え、ハッテン場に自ら入り込んだ訳で仕方がないのですが、普通にトイレで用を足した時にナンパされた事が2回もありました。(いずれも10代の頃)

でも、そんなのは大した事ではない。もっとやばい目に遭ったのだ。
その場所はカプセルホテルの露天風呂である。
今思い出してもあれはヤバかった。絶体絶命だった。

友人とパチンコの旅打ちに大阪に行ったが、例によって素寒貧(スカンピン)にやられ、ケツ毛まで抜かれてまともな宿にも泊まれずカプセルホテルに泊まる事になった。

が、ここのカプセルホテルは値段の割に非常に快適だった。
ここはサウナも経営しているので、カプセルの客も利用できて風呂は多いし広かったのだ。友人と私は安いメシも食い終わっていたので、ひとっ風呂浴びることにした。その日は平日ですでに夜中に近かった事から浴槽に人があまりいなくて余計に気分が良かった。


友人はサウナマニアで、私は露天風呂マニアである。
ここの露天風呂はベランダから下を覗くと一面にお墓が広がっているという、非常に
イカした(?)ロケーションである。結構広いので気持ちが良い。

私はドアを開けて露天風呂に入った。そこは全体的に暗くて非常に素敵だ。

スポットライトが中央を照らしている。

風呂につかると奥に人がいるのが見えた。
ぼくは気持ちが良く、目をつぶった。夜風がほほを撫でる。

気持ちが良いぜベイビー。

しばらくしてから私は目を開けた。するとさっき奥にいたはずの男が中央まで来ていた。男はこちらを見ていた。何だか嫌な予感がした。男は面長でモデル顔である。イイ男だ。少しだけ映画館の悪夢が過ぎる。
まだこっちを見ている。

ヤバイ。心なしか少しづつ近づいてきているような。。。。

いよいいよヤバイ。
{何かアクションを起こされる前に逃げよう}そう思った瞬間である。
男はザバっと立ち上がった。

暗闇の中で男のシルエットがスポットライトに照らされていた。

なんてこった!!!

たーすけてくれー!!!誰かー!!助けてー!!!

男のペニスはビンビンに勃起していた。
露天風呂で勃起している奴を見たのは初めてである。

その勃起チンポは真っ直ぐにぼくを狙っていた。少しづつ近づいてきている。しかもそのチンポは長かった。細かったけど長かった。そして亀頭がやけにデカかった。お湯とスポットライトでテラテラと光っていた。(ジェイソンの斧よりもコレの方が個人的には怖かった)

たーすけてくれー!!!誰かー!!助けてー!!!

絶体絶命だった。何がヤバいってぼくは全裸なのだ。これをピンチと言わずして何をピンチと言おう。

が、その時、奇跡が起きた。サウナに入っていたはずの友人が露天風呂に来たのである。男はさっと体を入れ替え露天風呂から去って行った。神様。私は助かったんですね?


「ホモがいる!ホモがいるんだよ、吉田君!」(吉田ではナイが)
私は友人に報告した。友人はマジでビビッていた。

我々は逃げるように風呂をあとにした。

この事件は今でも思い出します。
しかしあのとき友人が来なかったらぼくは一体どうなっていたのでしょうか?考えると怖いです。そしてその後しばらくは、初めて会う男はまず、{ホモではないか?}と疑ってしまうようになってしまいました。特に面長でモデル顔は疑っています。
※面長でモデル顔の人、ごめんなさい。              

 

(サウナ編完)

 

 

2023年追記:

LGBTQ。分かっています、ホモと言ってはいけないという風潮があるのも知っていますが本文ではあえてホモと言っています。理由がホモが一番響きが可愛いからです( *´艸`)

ここでぼくがやたらモテたと言っていますが今ならぼくにもその理由が分かります。ズバリ『若かったから』です。ぼくたちがJKが誰でも可愛く見えるようなものですよ。(まぁそうでもないのも居るけどね)彼らは基本ノンケが好きでしょうしね。名古屋は意外と多いです。納屋橋にもそれ専門のホテルありますしね。ちなみに最初の一話の映画館は残念ながら(?)ほどなく閉館し今やビル自体が無くなってしまいタワマンの建設が始まっています。ここで『タワマンでユビマン』という語呂の良い言葉が浮かぶのですが『タワマン買った人やタワマンに住んでる』と聞くとどうしても『タワマンでユビマン』という言葉を投げかけたくて、って言うか実際に言ってしまう。『タワマンでユビマン』もしぼくに言われた場合は『傘持ってないのに雨に降られた』ぐらいに思ってくださると幸いです。(*´ω`*)

 

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出会い系の女たち(マサミの場合)

※HP過去記事ですが後日談があります。

 

 

- マサミの場合 -



出会い系で結婚した知人の話


今回は出会い系から結婚した知人の話をしようと思う。
彼らが出会ったのはPCMAXというサイトだった。

知人は30歳だった。国公立大学を卒業したのち、建設会社ではなく建設作業員(日雇い)になったという変わり者だ。ついでに言うと変態で、風俗に行っても女の子に「とにかくま○こが見たい」と言ってまん○だけを見続けたり、
最初の15分は脚だけ撫で回したりヘルスなのに「俺のイクとこ見て」と言いながらオナニーをして帰ってきたりする。

そんな男である。

彼の日課もまた出会い系チェックで、その日はたまたま掲示板(アダルト書き込み限定)を見ていた。


すると、気になる書き込みを見つけた。

「今夜泊まるところを探しています」

彼はすぐにメールを送った。

「うちに泊まりなよ」

彼は1人暮らしだった。

話を進めるうちに彼女がいま名古屋駅に居る事が分かった。
彼の家からは車で1時間半かかるがそこまでたどり着くだけのお金がないそうだ。彼は1時間半かけて迎えにいった。

名古屋駅のロータリーに立っていたのは大きなバッグを抱えた25歳の女だった。

彼は何も聞くでもなく彼女を家に招きいれ彼女を泊めた。
「鍵はポストに入れといてくれればいいから」
次の日彼は朝早くから仕事だったので彼女を残して出かけていった。


彼が夕方帰ると彼女はまだ彼の家にいた。
冷蔵庫にあるもので夕食が作られている。

その日から彼らの同棲が始まった。

彼曰く、泊めた日は彼女に手を出していないらしい。
彼はただ単に泊めただけで貴重品も置いたまま朝出かけて行ったのである。男である。

そんな不思議な始まり方をした彼らの愛ですが、昨年、正式に結婚したそうです。『正式に』と言うのはなかなか結婚までいくのは大変だったのです。

まず、彼女はやはり、とてつもなく訳アリで家を出てきてる訳です。
もちろん彼の親も大反対でしたが最終的には仲良くしてる彼らを見て許すことになりました。


もうひとつ大問題がありました。


『彼女の籍がまだ抜けていない』のです。
つまり彼女は結婚していて人妻であり手続きをとらずに家を飛び出してきているのです。籍を抜くのにとても時間がかかり苦労したようです。


彼は前の旦那に土下座しに彼女の故郷へ単身で行ったそうです。彼女が逃げ出したのは前夫のDVのせいなのですが…

と、まぁいろいろありましたが夫婦になれたようです。


彼らがこの先もどうなるのかはわかりません。
でもぼくは添い遂げてほしいと願っています。


おめでとうございます。そして祝福を。           (了)

 

 

2023年追記:

出会い系(あえてマッチングサイトとは言わない)で結婚した人は意外に多いです。ただぼくは結婚相手を出会い系で探すのはあまりお勧めしない。知ってる何人かはとても『訳あり』が多いからです。これは良いケースだな、と思うカップリングもあるのですが女性はバツイチの子持ちでした。(彼らは本当に幸せに暮らしています。ぼくも結婚式に呼んでもらい参加しました)なお、訳ありなのは主に女性の方です。

 

今回のPCMAXで出会い結婚した夫婦の後日談ですが、結婚した彼女のプロフは25歳でしたが実際は28歳でした。(誤差みたいなもんだけどね)福岡から新幹線でなぜか名古屋にやってきた女性です。もうその時点でヤヴァイ予感がすごいのですが知人は漢(オトコ)なんで。

彼らは少し遠くに引っ越してしまったし連絡を取り合うことは無いのですが今も幸せに暮らしています。連絡取って無いのになぜ分かるのかって?それは信じているからですよ。彼らが幸せである事を(*´ω`*)

 

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ソープ嬢と店外デートと危険ドラッグ

※HP過去記事です。

※当時の時代背景にご留意ください。

 

少しデリケートな問題になる。

先に言い訳をさせてもらうとこの話はマスコミで盛んに取り上げられてた『危険ドラッグ』とか『違法ドラッグ』とかいう言葉すらなかった、『合法ドラッグ』の時代の話である。
そんなものが街の大人のおもちゃ屋さんのレジの横に普通に置いてある時代だ。
マジックマシュルームが新宿駅前の露天で堂々と売られている。


またはそんな存在すら普通の人は知らなかった時代の話である事を留意ください。





まったくぼくが必要以上に仲良くなる風俗嬢はぶっ壊れたヤツが多い。
その嬢はソープ嬢でアルバイト感覚で働いていて顔は正直お世辞にも可愛いとも綺麗とも言えないのですが脱ぐと全身に刺青があった。シャレオツなファッションタトゥーなんてかわいいもんじゃなくて何と言うか色即是空な雰囲気なモノホンの刺青だった。ぼくがベッドに座り、彼女がフェラをするのを上から見下ろすと般若のような像が俺を睨んでいてそれにぼくは異常に興奮していた。


プレイ中もほとんど彼女の顔すら見ずにひたすら彼女の和彫りを見つめていた。

その刺青からは『覚悟』を感じる。彼女の覚悟だ。でもそれが彼女の一部となった経緯については多くは聞かなかった。


脱いだ彼女は美しかった。とにかく美しさを放っていた。少なくともその彫り物は彼女の魅力を120%引き出していたと思う。
ストリップにスカウトされた事があると言っていたがそれも納得できる。
あの全身の刺青がスポットライトを浴びたらさぞかし美しかろうと思う。


と、まぁこのソープ嬢はとにかくアナーキーというかアウトローというかモラトリアムというか良い感じにぶっ飛んでいました。


1.毎晩オナニーするのが日課。
2.電マが嫌いな女なんか居ない、と言い切る。
3.休日はハーレーに乗る。
4.過去に大型ダンプを転がしていた。
5.ハプニングバーによく1人で行く。
6.全身刺青で女王様な雰囲気なのにドM。
7.ソープ嬢なのにフェラしただけでヌレヌレになる。
8.ソープ嬢なのに本気でイく。(イこうとする)

そんなこんなでいっぺんに彼女が好きになったぼくは再び彼女を指名した。


「変わってんね、○○くん。私をまた指名したいと思うなんて」嬢
そう言いながら(たぶん彼女なりの照れ隠し)プレイはより濃厚になっていました。「どうする入れよか?」
彼女はそう言うとぼくに跨り腰を沈めた。『えっ(>_<)』ナマで入れちゃったよ。指名すると彼女はナマでするんだ。。
しかしなぁ。
全身刺青はともかくとして(肝炎的に)ハプバーに1人で行くような子とナマでしてしまってええんかいな。

と、思いつつもう入っちゃってるし上でえらい動いてるしグッチャグッチャ音がして濡れ続けているのでぼくも長持ちした。
「いきそう」と彼女が言ったので、ぼくも射精した。彼女はそのまま倒れこみ、その背中に手を回すと物凄い鳥肌が立っていた。その直後に汗が噴出し彼女の身体はベタベタになり一気に冷たくなった。部屋に汗の匂いがする。
「嘘?うそ?同時にいったの?」
彼女は凄くびっくりしていた。なぜだかその時はコントロールできたのだ。
ちなみに彼女自身が気持ち良いように動いていたのでね、騎乗位で密着させてクリトリスをこすり付ける感じに。ぼくはそんなに気持ちよくなかったんですけどね。

その日は一貫して彼女はフレンドリーでした。

帰る5分前くらいかなぁ。
イマイチいきさつはよく覚えてないんだけど彼女が上がる後でご飯を一緒に食べる事になった。

「10分で行くから」と彼女は言い、待ち合わせ場所を決めた。
駅の近くに待ち合わせてぼくは駐車場でぼんやりしていた。


ホントに来るんかな。。


するとそこに真っ黒なBMWが入ってきてそこに彼女が乗っていた。
車から降りてきた彼女は驚くほど普通な格好でポロシャツにジーンズにランニングシューズを履いていた。

『こんなにブスだっけ?』

失礼ながら本気でそう思った。

そのぐらい彼女は刺青が隠れるとオーラが消えてしまうのだ。

「Hな事は無しだからね」と、彼女は釘を刺す。

あのな。。
外に誘ったのはオメーじゃねぇか。

ちゅーかさっきナマで2回も抜かれて何も残ってへんわい。

「お店の人にバレたら、あたしクビだし。お客と店外で会うのはご法度だもん」

いやだからオメーが店外へ誘ったんやんけ。。

まぁこんな感じでね。実はぼくはそれほど乗り気じゃなかったんです。
元々抜いたらさっさと帰りたいタイプなんですよぼくは。(最低やなお前は)

人波のなか、彼女と並んで歩く。彼女の本名はカズミと言った。
ホント言うとぼくだってこんなところを誰かにうっかり見られたらやばいのだ。
さっさと食べて帰ろう。
カズミのオススメのラーメン屋に入る。正直何の味かもようわからんかった。
そのまま帰るのもナンですし。という事で喫茶店でお茶して帰る事に。

(カズミは煙草が吸いたそうだった)


ここでしばらく話した。


5年前に九州から出てきた事や弟とマンションで暮らしている事や。
夢がある事。
弟の就職が決まったからもうすぐ1人暮らしになる事。
犬が2匹居る。
知人に50万貸して逃げられた事が2回ある。(そのうちの1回は店の客に貸した)カズミの話は面白くてそこかしこに訳ありな雰囲気もあった。とにかく人として魅力がある。生き方は少々下手そうだけども。

「アタシ、ほぼ毎晩オナニーするじゃない?ソープで働くのもたまにはセックスしたいだけだしね。それでこないだオナニーする前に大人のおもちゃ屋で売ってるヘンな紙巻タバコみたいなの吸ったらすごい良かったの」
「マリファナみたいなモン?」
「よくわかんないけどフアンフアンして」
「昔、大人のおもちゃ屋の吸ってみたけど全然ダメだったけどね」
「アタシには効いたけどねー」
「ふーん」

そんなこんなで電話番号とメルアドを交換して帰る事に。
カズミはラーメン屋と喫茶店の両方とも頑としてぼくに支払いをさせなかった。ラーメン屋の時には「絶対に払わせない」と言ってぼくを制し万札をレジに置いた。

男前やなぁ。

ていうかそれ、ぼくがさっきソープでキミに払った万札やんけ。狭い世界で経済は回っとるもんよのう。(特殊な例だぞ)

カズミはぼくの車の駐車場代まで払おうとしたので「それだけはカンベンしてくれ」と言って自分で払った。これじゃまるでヒモになったみたいじゃないか。


「またお店に行くね」

ぼくはそう言ってカズミと別れた。

帰り道で、ぼくは同じように、『ありがとう楽しかった、またお店に行くね」とメールのやり取りをした。

店外で一緒にご飯を食べた。電話番号もメルアドも交換した。
たぶん、お互い『基本オナニスト』なので波長が合ったのだろう。

でもぼくらが会うべき場所はやはりあのお店の彼女で源氏名のミナミであるべきだと思う。その先にはこれといって展望は何も見えない以上は、、

 



地元に戻るとコンビニの隣に薄明かりと派手な看板のちぐはぐなお店が目にとまった。

『アダルトグッズ』

看板にはそう書いてある。


『風俗嬢は俺にロクな事を教えない。』

これはここまでの人生で痛感している事だ。
何と言うのかな?やっぱ彼女らとぼくらとでは住む世界や見えている景色がほんのちょっとだけズレがあるのだ。それを踏まえてお店に入る。

なんと!

階段を上がった先にお店はあるのだがその階段の下にカズミの言っていた例のモノが自販機で売っていたのだ。
それは5種類くらいあってコンドームの自販機みたいなボックスに並んでいた。
色んな種類があるがどうせ中身は似たり寄ったりだろう。一番右に『お試し1本』みたいなものが500円で売っていたのでそのボタンを押してみた。ゴトンゴトンゴトン。


その箱は車に入れたままで数日間忘れてしまっていた。


後日、箱を開けてみると粗末な紙に巻いたタバコのようなモノが2本入っていた。

『なんじゃこりゃ』


第一印象はこんなモンだった。
中を開けてみると雑草を枯らしたようなモノが入っている。効くかよ、こんなモン。
数年前にやってみたアダルトグッズの方がまだマシに思えた。

とりあえず巻紙は使わずにパイプに詰めて火を着けて吸い込んでみる。フー。もう1回吸い込んでみる。フー。さらに詰めて吸い込んでもう1回。フー。(この時あり得ないぐらいの煙が口から出てきた)



ガクン。



突然目の前の視界がグルグル回り始めた。


ヤッベ。これホンモノじゃねーか。


たぶんだけどタバコも吸わないぼくにはこの時吸い込んだ量が少々厄介なほど多かったんだと思う。完全なODだ。座ってられなくなったぼくは部屋で横になった。ヤバイ、グルグル回る。目を閉じると状況はさらに悪化する。効くのはせいぜい2、3分だと自分に言い聞かせてやり過ごそうと思うが何やら時間軸が狂っていて1分が果てしなく長く感じる。コメカミがズキズキと痛む。いや違うこれはぼく自身が歯を食いしばりすぎて痛むのだ。舐めすぎていたためロクなセッティングもしてなかった事もあり相当なパニックを起こしたぼくはアスピリンを飲み込んだ。
しかしそれでも一向に効かない事にさらにパニックを起こし、さらにアスピリンを飲みこんだ。それを4度繰り返し、胃薬も3回ほど飲んだ。

たぶん1分もかからないあいだに、だ。

異常に喉が渇いてそこらにある飲み物を一気に飲み干したい衝動に駆られる。酒は一滴も飲めないが目の前にある友人の置いて行ったウイスキーの瓶を口を付けて一気に飲み干したい衝動を抑える。

それは死ぬ。確実に死ぬ。

水道水をガバガバと飲む。
水を飲んで薄めて、もしくは吐き出してしまえば戻ると思えた。
肺から吸い込んでるのだから胃から吐いても仕方がない事ぐらいは今なら分かるのだが冷静な判断が出来ない。必死に吐こうと思うが凄いスピードで水分を吸収するのか吐けない。水を飲む。とにかく飲む。経験上、というほどでもないが水分を沢山取って小便をするのが一番身体から毒を出せる。(とにかく渇いていたのもある)


しかし事態は一向に好転しなかった。

静かに横になる。このままでは無駄な体力を消耗してしまう。

だが悪い事にそこから『死ぬ』という事がぼくを支配してしまった。(さっきのウイスキー飲んだら死ぬというイメージからかも)手足は異常なまでに冷たくなり全身を寒気が襲った。いよいよヤバイ。

『今日、俺は死ぬのだ』

そう思った、というかそう信じ込んでいた。

『こんな風に死ぬとはね』

冷静に受け入れようとする自分が恐ろしい。

『死ぬのを待つくらいなら自ら決着をつけた方が良いのではないのか?』

と、頭をよぎる。これが自殺念慮というやつか。

もしかしたらこんな風に考えて飛び降りてしまう人がいるのかもしれない。あのソープ嬢はこの状態でオナニーするってアタマおかしいんじゃないか?でも何かに没頭して時間をやり過ごすのも1つの手かもしれない。とにかく『舐めてた、』のひと言に尽きる。

遠くで救急車の音が聞こえる。誰だ?救急車を呼んだヤツは。もしかしたら俺かもしれんな。合ドラだし本当に救急車を呼べば良いように思えたが生きて恥を晒すよりは死んだ方がマシだろう。こんな死に方も俺らしくて良いような気すらしていた。



。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。





1時間ほど経った頃だろうか。(もしかしたらもっと短い時間かも)やや、肉体と精神のコントロールが出来るようになってきている気がしていた。すさまじい尿意を感じたがトイレのある場所まで行ける気がしない。迷わずそばにあったペットボトルに放尿した。ありえない勢いで放尿は続いた。小便ができた事でより落ち着いたのでまた横になる。暗いな。この部屋の明かりはこんなに暗かったっけ?

天井の角を見てから違う場所に視線をズラす。
天井の角を見てから違う場所に視線をズラす。
それを繰り返すとピントがやや合うようになってきた。

『薄まってきているな、、』

そんな実感がして安心できた。
試しにテレビをつけてみる。
大御所女性お笑い芸人が司会する番組がやっていてその女性芸人の発するひと言ひと言が鼻についた。


オナニーもしてみたけど全然良くはなかった。作用は3時間ぐらい続いたように思う。


残念ながら良い事は何も無かった。


最近これの中毒者とかよく記事を見たりするけどそれこそアタマおかしくないか?まぁぼくのまがい物(?)と違って良い事もあるモノなのかもしれんけどね。



。。。。。。。。。。。。



ソープ嬢よ、確かに効いたよ。悪かったよ、小バカにしちゃって。
でもアカンで。これはアカンで。

そして今や違法になったこんなクソみたいなモンで捕まって人生狂わすのはもっとアカンで。

ぼくは数時間後に、残っていた合ドラを憎しみと共に焼却炉に投げ込んだ。こいつはハーブか何かに解析できない何らかの薬品が染み込ませてあるに違いない。


それが何なのか分からないのが恐ろしいところだと思います。






その後、そのソープ嬢のカズミとの関係はお店に行ったりもしたし野暮用でぼくの仕事先まで来てくれたりもしましたが、ある日、やはりこれ以上彼女に深入りしてはいかんと思いまして、お店に行くのも連絡を取るのもやめました。
※本心を言うと本気で好きになっていまいそうだったから。
カズミには『店なんか来なくても私が休みの日に会えばいいじゃん』と言われていました。※深入りして自分が傷つく前に逃げたというのが正解。



久しぶりにきたメールでは、前に話した『夢を叶える為に借金して起業するからお店をやめる』というような事が書いてありましたが十数年経った今現在、どうしているかは定かではありません。すこし危うそうな夢でしたがどうかな。でも彼女の事だからおそらく、現実との折り合いを付けながらも図太く生き残ってくれているはずだ、と思うし、そう信じたいのです。









色々とボカしながら書きましたし語りきれなかった事があまりにも多かったですが、
最後まで読んでくれてありがとうございました。

      
もし、不快に感じた方がおられましたら大変に恐縮です。   (了)

 

 

2023年追記:

いや、作り話ですよ全部(*´ω`*)

もし体験談だと思ったらそれはぼくのテクニックです。(あるんか?)

カズミはですね、本当にハートがアツい子でした。東日本大震災があった時はドラッグストアを回り、お菓子やカップ麺を買い込んで黒いBMにパンパンに詰め込んでそれを届けに東北へ走りました。『自分の車は燃費が悪いから』と言ってガソリンを別のタンクに詰めて。思えばこの頃からぼくは刺青嬢が好きになったような気がします。

 

本当に彼女が今、幸せだったら良いと思う。

 

まぁ作り話なんですけどね(*´ω`*)

 

 

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f:id:ippu-do:20230913200355j:image

 

女王様とわたし

※HP過去記事です。

前回のSM記事の前の体験になります。

今回も少々長いけどモノ好きな方はお付き合いください(*´ω`*)

 

 

このバカは年末になるとはしゃぎ過ぎる傾向がある。

その年の年末もご多聞にもれずそうだった。

SM系アナル性感言葉責めプレイ ○○

ぼくは某店舗のHPを穴が開くほど見つめていた。
画面の一点を長時間見つめすぎてスクリーンセーバーが動き始めるほどだった。(あほや)
性感マッサージには前から行ってみたかった。今までに性感マッサージ的な店には行ったことがあるのだが、それほど専門的ではなかったし、あくまでオプションな感じで普通のヘルス的な店だったりしたのでぼくとしては何だか軽い残尿感は否めなかったのである。

しかしながらこのHPの店は違った。問答無用の専門店である。ある意味本職ばかり集めてるっぽい。客もたぶんマニアしか来ない。何だかHPからは「一見はんはお断りどすぇ」的な雰囲気すら漂う。。。。


当時ぼくがまだ知る事のない「エネマグラ」という単語すらオプションとして記載されていた。

ぼくはどちらかと言えばMである。たぶん…。きっと…。いや…絶対。。んん?
人から「隊長はMだからなぁ」と言われると「誰がドMだ、この野郎!」と言い返したい衝動に駆られるがそれもすでに無理がある。スナックのママが「私まだバージンやねん」と言うくらい無理がある。

でも「言葉責めされたい!イジメラレターイ!!」 そんな衝動に駆られたのである。

完全にMやがな。つーかただのヘンタイやんけ。

それはさておき女王さまにお会いしたいという純粋な平民としての願いもある。
まぁ後から続く者の為に内容を後世に残すという変態レポーターとして使命感には勝てなかったのである。(ウソつけ)

で、入店。。。。。。。

この店はマニアが集まる店だけに風俗情報誌には広告をあまり載せていないし外観も非常に「ソレ」とはわかりにくかった。
そして入るなり店員さんがまずこう言った。

「初めてのお客様ですね?この店は前立腺の専門店です。お客様から女の子に触れる事も一切禁止されています。そのあたりをご納得でご来店いただきましたでしょうか?」

なるほど。迷い込んだのなら即座に帰れ!と言うわけだ。口調に強い意思を感じた。

「ふぁい大丈夫です」

誤字ではない、動揺して返事がちょっと上ずっただけである。すぐに店員がコース内容を書いたファイルを持って戻ってきた。

が。。ようわからんので定番だと説明されたBコースにした。
その他オプションがいっぱいあったがマトモで有名な(?)隊長にはどうも手が出なかった。

だってエライことが書いてあるもん。

「聖水」だとか「浣腸」だとか。。「極太バイブ」とか「アナルフィスト」とか。。。。極太バイブ。。。

入んない!入んないってそんなん。特殊な訓練でも受けてないと無理だってそんなん。。


アナルフィストって。。。アホか!入るわけないでしょうが!処女膜破れるわボケ!(ないけど)手が入るって普段お前どんな太いウンコしとんねんちゅー話ですわ。

聖水もねぇ。たいちょうノーマルだしぃ。ていうか女王様はいつナンドキも聖水が出せるように準備してんの?水でもいっぱい飲んでんのかな?ナゾや。浣腸って!その、やっぱ女王様に見られながら出すんですか?

へ、ヘンタイじゃないですかぁ!!!(お前もじゃ)

いやいや隊長の変態とはちょっと種類が違いますよコレは。

だって笑えませんもん。そゆ問題なのか議論の余地を残すが。

新たな客が入ってきた。
思わずチラ見する。こんな店に来るマニアはどんな奴なんだろう。(お前もやんけ)が、至って普通の若者。どちらかと言えばぼくと同じく爽やかなタイプだ。(真顔で嘘をつくな)

その彼は座るなりこう言った。
「めめめめ、メニュー見せてくださいっ!」

あのね、爽やか君…。キミ居酒屋と間違えてないかい?

わたしはその後すぐに呼ばれてしまったので爽やか君がどんな「メニュー」を選んだのかは知らない。

 

いちおう女王様が服を脱ぐバージョンと服を着たままプレイするバージョンと2種類あったのだが隊長はあえて「服を着たまま」を選んだ。

それはなぜって?

自分だけが全裸というのはモア興奮するからだ。(それはお前が変態だからだ)いやいや女王を裸にするなんて芸当はぼくにはできませんよ。非礼にもほどがある。(本当はお金がないからですが…脱ぎ脱ぎオプくそ高)

 



で、ご対面。

かっ、かわええがな。風俗にはあまり居ないタイプだ。どっちかつーとキャバ嬢ぽい。
まじでかわいい。かわいいまじで。かわ(もう分かったよ)


しかもめちゃめちゃかわええくせに全身にタトゥーが入ってる。
こうなると少々後悔してくる。服脱ぐバージョンの方が良かったかも。全身のタトゥーが見てみたい。
でもレザーファッションがとってもイカしてるし、胸元から覗くバタフライのタトゥーや大きく開いた背中からのぞく赤い薔薇がセクシーなのでやっぱりこのままでも悪くない。

女王は目はキツイけどとても優しい物腰に物言いでした。女王は自分の服を濡らさないようにバスタオルを巻きつつ、シャワーでぼくの身体を洗ってくれた。そのたびに優しい言葉をかけてくれる。目が合うとにっこりと微笑ってくれた。

嗚呼萌萌。。。



しかし外で背中を拭いてもらい振り向くと女王は突如女王様となった!

 

 

 

 

 

 




「アンタもうそんなに勃起して恥ずかしく無い訳?」




!?




「ほらなに私に拭かせてんの!自分で拭きなさいっ!!」

 

!?



女王はタオルをぼくに押し付けるととても冷たく言い放ったのである。それはもう豹変だ。「この虫けらが!」と、最後に付かなかったのが不思議なくらいに冷徹な物言いだった。

も、もう始まったんスか!?

も、もう少し前フリとかくださいよ。ぼ、ぼくまだ心の準備が、その。。。

「早く四つんばいになりなさい!!!」
「は、はい…」

こうして唐突にプレイは開始されたのである。

チラとベッドを見るとローション。指サックやらコンドームやらバイブレーターが用意されている。ば、ばいぶ??あ、あのあのあのそれをもしかして使うんですか?けっこう太いんですけど。。※隊長的に太いだけで一般的には細いアナルバイブです。
そのバイブにコンドームを被せるわけですね。うーん衛生的。ってバカ!違うよそんなん入んないって!※このときのぼくはエネマグラすら未体験ゾーン。

いやでもきっとあれはオプションだろうな。しかもあのバイブ電池式じゃなくってACタイプだもん。(それは関係ないぞ)

いや~良かった。しかし良かった。オプションなんてつけなくってねぇ吉田くん。(誰?)

でもそのバイブはオプションではなかったのである。 

 

「早く四つんばいになりなさい!!!」(スイッチの入った女王)
「は、はい…」

身体をパウダーで撫で回される。爪を立てられつつ身悶えるぼく。
やめてーやめてー死ぬるぅー。

「くすぐったいの?気持ちがいいの?ほら早く言いなさい!!」
「ど、どちらもです」
「欲張りな子ねぇ!」

女王は凍てつくような口調で言い放つ。マジなんスけど(´;ω;`)
でもなんだか雰囲気的にそれは言いにくかったのでそう答えてしまった。で、ますます軽く立てた爪でなぞられる。

{いやんいやんいやーん}


た、助けて。。くすぐったくて死んでしまうよ。。

ぱちん!女王の手のひらがぼくの太ももを打った。
「頭さげなさい!ちゃんと見えないでしょう!!」
「は、はい…」

アナルにローションの冷たさを感じたかと思ったら女王の指がいきなり入ってきた。
指サックごしに付け爪を感じる。その指がぐりぐりと中をかき回す。ぐりぐりと。。。


「……%&$」
どっちかと言うと苦しさで声が出ない。
せ、せめてしばらくは動かさないで女王様!

しかし女王様はそんなぼくの心を知らずして激しく動かす。それどころかさらに悪魔のような言葉を口にした。

「こんな細いのじゃ満足できないでしょー?もっと太いのが欲しいんでしょうー?」(抑揚のない声で)

やめて。。。もうけっこうです。これで十分です。あなたは良い仕事をしました。

でも女王様は容赦しません。指を引き抜くとバイブが触れるのを感じる。(四つんばいのまま)

いやーっ。た、たすけてー。たすけてー。犯されるー犯されるー。あーっ。 ずぷぷぷぷ。
「はぅぅぅぅ」
また女王様は一気に挿入してしまいました。それはもうすんなりと挿入されました。

この女王。焦らすという言葉を知りません。入る瞬間。「お母さーん」と、叫びそうになりました。



「気持ちいいのー??キャーッハッハー」 

女王の悪魔的な笑い声が個室に響いていた。


「ほら上を向きなさい!きゃはは気持ち良くって動けないんでしょう?ほら早くしなさいよ!」


女王はぼくを上に向かせチンコをローションでコスリながらバイブのスイッチを入れた!


ビョーンぶぶぶぶ。

し、死ぬ。。。死んでしまう。 言っておくが気持ちよくて死ぬのではない。苦しすぎて死ぬのだ。。しかも女王は激しく動かし始めてしまった。目をつぶると星が見える。あれが死兆星というやつか?


兄さん。アンタもまた強敵(とも)だった。。。。

頭の中が真っ白になる。。

「隣のお家のお兄さんごめん」
兄さんが隠してたエロ本を勝手に見て、さらに机の上に置きっ放しにしてわざとあなたのお母ちゃんに発見させたのはぼくの仕業です。。
だって兄ちゃんゲーム貸してくんなかったんだもん。

「友人よスマン」
お前が母ちゃんにオナニーを見られた話。全校生徒に広めた犯人はぼくでした。。だって面白かったんだもん。



※番組の都合上ここからは女王の音声のみでお楽しみください。



 




-真琴女王様のサディスティッヴォイス-



「会った時からチンチン立ててたもんねぇー!何ほらこのヌルヌル何でこんなの出てきてんの?ほら言いなさい。何で出てるのか早く言いなさい!きゃーっはっは。」
「カタイちんちんねぇ。こんなカタイの久しぶり。お尻が感じるのぉ?キャーッハッハァ!」
「何ー?もーイキそうなのぉ?まだイケる訳ないでしょ!!我慢しなさいよっ!!」
「ほらこっち見なさい。きゃーっきゃっきゃっきゃ」
「自分で足持って開かなきゃだめでしょう。またイキそうになってんの?我慢しなさい!!」「残念ねぇー。入ってるトコ見えなくて残念だねぇー。ねぇほら!私の目を見なさいよ!!何なのこのエロマ○コは!ズボズボ入っちゃってるわよ!」
「ほーらぁ!横の鏡に映ってる自分の姿見なさい。入れられてる顔を見なさい!ウキャキャキャキャ」「もっと大きな声出るでしょう?ほらもっと大きな声出しなさい!!!ウケケケケケケ」


「いくときは言うのよ!![ちゃんとぼくイキマスって言うのよ!!!わかった??ひょひょひょひょひょ」

「出てる出てる!!!ギゃーっはっはっはっは!!!!」 

 

終了 チーン。


 



- 当番組よりお詫び -

書くのが辛くなり途中から女王様のみの音声に切り替わった事を深くお詫びいたします。


なお、当サイトには副音声はありませんので悪しからず。

 

お、おしりが痛いよ女王様。。。
ものすごく苦しかったんだってば。痛かったんだって。まじで。
ちゅーかショックで3日ほどインポになりました。(これもまじです)
たぶんもう二度とこの手の店には行かないですが学ぶべき点も多かった事もたしかです。※この後、この男は懲りずに何度もM性感行っています。


 


- S系性感へ行って学んだこと ー




1.SとMならSの方が確実にモテる。
2.冷たい人と優しい人では冷たい人の方がモテる。


上記2項目はぼくが経験的に痛感してきた事です。
特に女性は(2)は否定するかもしれません。「みんなやさしい人が好きだよ」と。。


たしかに女性に好みのタイプを聞くとそう言いますね。でも実際はそうでない事が多いと思います。考えてみてください普段冷たい男がフとした瞬間にさりげない優しさを見せると女性はイチコロになる場面に出くわす事があります。
少なくともぼくはそういう瞬間を数え切れないほど見てきました。男から見たら「え??」みたいに思う場面をとても多く。
ちなみに普段優しい人が急に冷たいという逆パターンは最悪です。

お気づきの方もお見えでしょうが、じつは項目(1)と(2)は言葉が違えど内容は至って同じです。

そして前述のパターンがこの日のぼくにも起こりました。


 


ー S言葉責め終了後 ー



「大丈夫ですか?拭かせて頂きますのでしばらく横になって休んでてくださいね☆」

女王様は隊長が射精すると同時に「とーーっても×5」優しく変貌したんです。頭なでなでしてくれる感じ。これは危なかったです。持ってかれそうになりました。え!?なに?ホントは優しい人なの!?みたいな。こういうのマジで惚れてまうわ。

なにしろ激しい言葉責めとアナル責めに遭い、射精直後の茫然自失な状態での変化です。女王の優しい口調にちょっと泣きそうになったくらいです。もしこのタイミングで怪しい宗教の勧誘をされても思わず入っちゃいそうなぐらい持ってかれましたね。
実際『洗脳行為』ってこれに近いのではないでしょうか。

でも、そんくらいS攻撃のあとの「優しさ」は効くんですよ。
精神が破壊されたような状態での「優しさ」はじっさいいかんよ。反則技ですわ。

「ごめん。今は優しくしないで。。じゃないと甘えちゃいそうだから」
失恋したての女性がオチやすいのもたぶんこういう事なんでしょうね。

ホントか?(*´ω`*)


 


さて以下は女王との会話です。



「普段からMなんですか?」

いやその。。べつに特別Mってこともないんですけどね。。

「私Sなんですよね。。」

でしょうねぇ。。

「初めてのセックスの時からSなんです。上でしかしないし声出さないし相手には無理やり大きな声を出させるの。それで終わるとタバコくわえて{火!}って言っちゃうんです」

それちょっとイイかも。。

「脱いだら全身タトゥー入ってるしね。。大抵セックスするとフラれちゃうんです。うふふ。」

しかし、かわいいな。この女王様。。



ちなみに聞くと彼女は入店2日目でした。「うせやん!」ですよ。
しかも前にこういうお店に居た、という訳でもなく普通のOLさんだったそうで。。エリート中のエリートやん。ぼくは彼女に大きい声を出さされすぎて終わったあと、声がガラガラになってしまいました。


そして下世話でしたが全身タトゥーのお値段を聞いてみました。

『70万円』

だそうです。。足の指がいっちゃん痛いそうです。(じゃぁやるな)

彼女はタトゥー雑誌のデルモもやってるそうで、そのツテで『70万円に負けてもらえた』そうなので実際は100万は軽く超えるそうな。。そして全身に入りすぎて皮膚呼吸ができないのでサウナや高い温度のお風呂には入れないとの事です。(なんの修行なの?)

なんや痛い話やなぁ。。なんで痛い思いして高い金出して墨入れるだろう…

でもこれは結局女王もドMという事なんですよ。(結論)
痛いといえばわいの尻も痛い。。1週間くらい痛かった。(ケツ論)

最後に『プレイ~見送りまでの間』、ぼくは終始お堅い口調の敬語で話していた事を付け加えておく。なんかもう完全に主従関係が出来上がった感じっていうの?

帰りの車中、FMラジオからは奇跡的にもこの曲が流れてきた。 「歌舞伎町の女王」

まぁそんな女王様とわたし、な、お話  (了)


この店はどうやら現在無くなってしまったようです。やはりマニアック過ぎるんでしょうかね。「もう行かない」と言いながら似たような店には何回か行きました。
でももうこんな「ぶっこわされた感」は味わえませんでした。たぶんこの女王様の言葉責めがすごかったんだと思いますね。逸材でしたね。心が不安定で魂がバラバラになりそうな時の荒療治としてぼくの場合は向いてるのかもしれません。実際行く時はそんな時です。耐性のない人が軽い気分で行くと本粋でぶっ壊れる恐れもありますのでお気をつけてね(らぶ)

 

 

2023年追記:

順番が前後してしまいましたが東京SM倶楽部のだいぶ前ですねぇ。名古屋納屋橋にあったお店でした。なんか入会金払ったような気がするのですが1回こっきりになってしまいました。ぼくがあんまり大声で叫ぶもんだから(強制的に叫ばされたんだけど)隣のルームから嬢とお客の笑い声が聞こえてきたのを思い出しました。ちくしょう。駐車場が有料でそこまで歩く間に当時はカオスなほどの外国人の立ちんぼが居たので声掛けが凄くて怖かったです。ついでに言うと当時の立ちんぼは〇ヤさんが仕切っていたので高級外車で見張りが居たのも怖かったです。この日のせいでぼくのチンコはさらに縮んだような気がしています。最初から?ちくしょう。

 

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