作り話します。キッパリ
作り話が苦手な人はスルーしてください。
O阪には西〇区というやや特殊な場所を含む地域がある。日雇い労働や生活保護の住人の為のドヤや安すぎるアパートメントがある。ただ今やインバウンドの影響やアクセスが非常に良い為にホテル代も高騰気味である。とは言えまだまだ安く宿泊難民の為にか大手宿泊予約サイトにも名前が出てきます。うっかり安さに惹かれてチェックインすると畳1枚にせんべい布団、テレビはありますがクーラー付いてたらラッキーで扇風機がデフォのようなお部屋にご案内です。(これは20年前くらいの話なので今はクーラーは普通にあるのかな)寝るだけと割り切れば良いのですがあのクソ狭い異空間で長時間滞在すると精神と時の部屋な体験が出来て人によっては色んな声が自分の内側から聞こえてきます。(あるいは外側からも)
ぼくの初めての(1人では)単独西〇潜入エピソードは不思議でした。まず駅から出ると小便と消毒液の臭いが強烈で路上には『これ犬の糞じゃないよな』というブツが普通にありました。(↑)←イメージ
15年ほど前の朝の釜ケ崎を歩く。
冬なので朝6時でも薄暗くさらにぼくは薄いサングラスをしていました。何もカッコつけてません。目が合うと襲ってくる人が現実に(少なくない数が)居るので目線を悟られない為です。この時はただの散策で朝早くなら人が居なくて平和だと勘違いしてました。と、いうか西成の朝があんなに早いとは知らなかったのです当時。
そのとき前から仙人のような人が歩いて来たのでぼくは端に移動し道を譲りました。すれ違いざまに仙人はボソりと言いました
『んん?兄ちゃん?ワシが見えるんか?』
紅だーーーーーーーーーーーーー
俺が見えないのか、すぐそーばに居るのにぃぃぃ
怖
無視して(振り返らずに)先へ進んだ。ぼくにはあまり霊感は無い。おそらく酔っ払いかシャブ喰ってるか、あるいはその両方だろう。気にしないようにするのが吉である。なんやかんやでカウンターパンチを喰らったようでぼくは逃げ帰りました。今思うとその判断は正しかったように思う。
☆
長々と2000年代初頭の単独潜入ファーストインパクトの話をしてみたが本題はここからです。
舞台は唐突に2023年に飛ぶ。
ある日ぼくは泥棒市に用があった。時は祭日。祭日もやってんのかな?という興味もあったしハルシオ〇が欲しいという切実な問題もあった。朝5時に起きて難波にほど近い日本橋寄りの宿を出る。外へ出て顔をしかめる『ウソだろ大雨じゃん』予報と違う。これでは朝市は絶望的だ。でも今日のために泊まりがけで来てるし諦めきれない。上手く行けば『流し』の薬屋がいるかもしれないなぁ。ダメ元で行こう。
地下鉄に乗り動物園前駅へ。西成を動物園前とは上手いこと言う。まぁホントに動物園があるのですが。
お、おう(´・ω・`)
雨は止んでいたが路上はベタベタだ。汚れた路上を強い雨は時に掃除する。俺が這いつくばるのを待ってるすべての勝敗のために。
おっと唐突にオザキの路上のルールを思い浮かべてしまった。それにしても15年前と比べると考えられないほど平和な雰囲気だ。ただ住人が減っただけだとは思うけどそれにしてもキレイだ。さっきまで歩いた黒門市場の前の通りの方がよっぽどゴミだらけで汚かった。
さて某モニュメント的建造物の裏手に回ると泥棒市だ。
、、、
ひ、人っ子ひとり居ねぇ(´;ω;`)
さっきまでどしゃ降りだもの。そらそうだわな。ぼくは肩を落とした。帰るか。
ぬ
高架下にわずかばかりの人だかりがある。
行ってみようか。
第1村人発見。
ヤバい。ひとことでヤバい(´・ω・`)
彼は酔拳の使い手のように身体をクネクネ動かしたオッチャンだ。目がうつろで一人だけ離れたところに居る男。(おそらく居させられてる)これは酔拳と言うより新手のスタンド使いの可能性が高い。ぼくは冷静を装い新しいスタンド使い。スタンド名『フラワーロック』(たいちょ命名)を無視して人だかりのある場所に向かう。※フラワーロックの能力は微かな音に敏感で身体全体を揺らして反応する。とくに害はない。(ホントかよ)
うーん。開いてるのは違法コピーのDVD屋か、、
色んな人がすごい物色している。1枚300円か。それなりの需要があるんですね(´・ω・`)
やはり薬屋は居ない。ウロウロすると声が掛かる場合もあるのだがいかんせん人がおらんもん。高架下は10メートルぐらいだし。
「ハ〇シオンは無いよねぇ?」
ダメ元でDVD屋に聞いた。
「あ?ん?クスリか?クスリはーアイツや」
面倒くさそうにDVD屋は言った。
DVD屋が指を差した方向に居たのはさっきのスタンド使いフラワーロックだった。えっ(゚∀゚)マジデ
いやいやアレだけは無いわ。どー見ても完全にお前ら仲間外れにしとるやんけ。とは言え聞いた以上はお礼を言って声を掛けるしかあるまい。これがこの街のルールだ。
「あのぅ、ハルシオンが欲しいんですが、、」
「アァっふぅ☆」クネクネするフラワーロック
やっぱダメだこりゃ。
男は目がロンパリ鼻水と涙とヨダレ、あらゆる汁を顔から出していた。そして口元で絶えず缶コーヒーの匂いを嗅いでいる。シンナーかもしれんしただのヨダレ受けかもしれんがコーヒーを飲む様子はない。
「あんなぁ。ハルシオンはなぁーーーー」
「んぁーーーーーッッ 無いねんっ!」フラワーロック
(´;ω;`)アア
「やけどなぁーーーぁぁぁッ」
「@〒#0ならあるで!」フラワーロック
「え、何ですかそれは?」たいちょ(真顔)
「そらーアレやでぇぃ。ガンガンやッ!せやからガンガンやがな。ガンガンやーー元気なるでぇ!」フラワーロック
スタンド使いはこぶしを小さく突き上げて言った。
『ガンガン』て何回言うねん。こんなヨレヨレに『元気なる』言われてもね説得力ねーぞ(´・ω・`)
「千円や!安いやろ?兄ちゃん千円や!買ってや!頼むで買ってやぁーッ」フラワーロック
西成でこういう場合の対処法はひとつである。間違ってもジョセフ・ジョースターの得意技『逃げる』はいけない。走ったら撃たれる可能性がある。黙って『買い』だ。千円だし。繰り返すがこれがこの街のルールである。
フラワーロックは嬉しそうに千円を受け取ると謎の錠剤が小さなビニール袋に4粒入ったブツを渡してきた。
「おおきに、あんちゃんガンガンやで!」
ガンガンはええねん。
結局用法用量の説明も何も無いんか(´・ω・`)
そしてまたフラワーロックは左右に揺れだした。
わいは帰る!(´;ω;`)
で、それ飲んだのかって?
飲む訳ねぇだろコンチクショー
帰り道でほかったったわい(´;ω;`)
だって錠剤になんのマークも無いんだよ。いくらわいが冒険野郎だからってな、コレはない。おそらくジェネリックの勃起薬だとは思うけど飲むかボケ。いい加減にしろよ、ドラララララーーーーーーーー
という訳で手ぶらで帰る事になりました。
終 制作NHK (日本変態協会)
☆
※このお話はフィクションです。実在する人物または場所名称などは一切関係ありませんので悪しからず。
チックショーーーーーーー!
(´;ω;`)
ではまた
作り話だよ(´;ω;`)
こんな事が現実にあってたまるかよ。
☆
泣きながら近鉄ヒノトリで帰ったよ。
チキショー
☆
最後にプロモーションです。
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あ、投資は自己責任で(真面目)