ニュー裏モノ探検隊:一風堂

日本フーゾク。たいちょうのひとりごと

ピンサロ花びら3回転のはずが2回転

桜の季節ですね。

 

桜と言えば散りゆく花びら。咲いて散るのが華。

 

あ、たいちょうだよ( *´艸`)シッテルカ

 

※最初の告知

 

アドレスが以前の ippu-do.com に戻りました。コロコロ変わってすいませんが、これでやっと引っ越し完了です。独自ドメインは維持する事にしました。見る人にはどうでもいいかw

 

 

さて、先日所要があって名古屋駅に行ったんですよ。そしたらね、なんかトヨタビル?から女子高生出てきたんです2人組。その片方がセーラー服にミニスカートでキンキラ金髪だったんです。おおこれは相当偏差値がアレでアレなガッコやな。

※低いとは言ってはいない(´・ω・`)

もうひとりは比較的まともそうに見えるが(黒髪)仲よさげです。そんな様子を優しくガン見して見守っておりました。JKを後ろ姿からプロファイルする男。それがニュー裏モノ探検隊のたいちょうである( ・ิω・ิ)

 

 

 

 


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お巡りさん、この人です(´・ω・`)

ふたりはキャッキャ言いながら横断歩道を渡りぼくはその少し後ろに居ました。ふたりが渡り終える頃です、パツキンJKがいきなりもうひとりのJKのスカートを豪快にまくったのです。パン2〇見え!なにこのラッキースケベ。しかも白やん、意外と清楚やんけ(そうか?)そのままキャッキャしながら地下に消えて行きました。いよいよこいつら偏差値がなぁ。(低いとは言っていないよ)どうもここは自由登校の半通信みたいな高校があるっぽい。これはいよいよ偏差値がアレかもわからんな。(低いとは言っていない)でもパツキンブサイクJKの事は少々誤解していたようだ。お前ええ奴やんけ。お詫びにラブホでエビピラフでも奢りたいぐらいだ。(おまわりさんこいつです)

 

てな訳でなにやらなぞのやる気スイッチが押されたわいはなぜか分からんがピンサロに向かっていた。。おう!やんのかワレ。おうおうやったんぞ!

 

 

某所某店の前でわいは思う。えっとこのお店は約8年ぶりだな。いやヘタするともっとかもしれん。ちゅーかようコロナ禍を乗り切ったのう。やっぱ昭和を駆け抜けた夜のお店はつおい。(確信)

わいは階段を下る。するとセンサーなのか隠しカメラなのか知らんが店員がドアを開けて出迎えてくれる。

 

「いらっしゃいませ」老人

「ども」たいちょ

「久しぶりにいらっしゃいましたよね」老人

「あ、まぁそうですね、、」たいちょ

 

えっ? Σ(゚Д゚)

 

なにこれこわっ。この人知らんし。

 

「ご指名は無料ですが?」老人

「いや、誰でもよいです(´・ω・`)」たいちょ

 

ていうかさっきのやり取りが謎過ぎてな。

風俗の知らん店員に「お久しぶりですね」とか聞かれたことある?わいはあります。今言われました。(絶対に人違いだけどね)

 

料金を支払う。夕方割りで6千円ちょいでコミコミ。ほとんど値上げしてないのね。ちなみに時間は40分です。世の中何でも値上げが許される空気が仕上がっているが逆張り戦略を取っている。やるな。こういうお店にこそ潤ってほしいのですけどね。

システムはこの金額なのに女の子が3人付きます。つまり花びら3回転のお店です。3人ともが当たりというのはあり得ませんが3人ともが外れと言うのも無いだろうよ。(超希望的観測)

 

店内に案内される。暗っ Σ(゚Д゚)

漆黒の闇と言って良い。これだと女の子の顔はあんま見えないよね。(つまりそういう事だよ)

「お先にトイレとブクブクをお済ませください」老人

「あ、はい」たいちょ

トイレに入るとわいはビビった。昔は素敵な和式のきったないトイレだったのに洋式トイレになり壁紙もキレイにしてある。

 

『まさかの設備とうしぃ!』©粗品

 

それが終わると老人の店員にペンライトで足元を照らされながら案内される。そこは一番前の席だった。途中で入口付近の席のボックスに女の子が2人座っていた。『あーわいの担当あれじゃないと良いなぁ。とくに手前の子(´;ω;`)』

 

ボックスに座ると店員がお湯のはったバケツを持ってきた。このお店はこのお湯を使ってわいのたいちょを入念に洗うのだ。このシステマティックな流れ、ひさびさに思い出したわい。お茶は出なかった。ついに『ワタクシどもはただの飲食店です!』という非常に無理のあるピンサロ設定も放棄したようだ。どうせ飲まないからええんやけど。

 

「こんにちはー」嬢

「こんにちわ!」たいちょ(にこにこ)

 

うん、さっきこの娘じゃないと良いな、と願った子が来たね。ある意味期待を裏切らないねぇ。

(´;ω;`)キシダガニクイ

岸田さんはマジでカンケー無かった。ただ、でかいんですよこの嬢。なんつーかタッパもガタイも。デブではないけどね。女子プロレスラー感がある。なんか強そう。(確信)

 

会うなりチンコを出せ、言われたのでしょうがなく(?)ちんこを出す。文字にするとただの変態であるがピンサロにおいてはまずちんこを出さない事には何も始まらんのだ。取り敢えずちんこにアルコール消毒液みたいなんをシュッシュされた。良いの?そんな事して、わいのちんこ大丈夫なの?なんかちんこ全体が熱いんですけど(´・ω・`)ureee それが終わると石鹸を泡立てて入念に洗ってくれた。ちんこ溶けて無くなるんじゃないの?っていうぐらい入念に洗われました(´・ω・`)

それが終わるとサービス開始です。

 

ぼくはボックスに座った状態で嬢が横へ来ておもむろに咥えます。ぼくはその様子を上から見てるのですが真っ暗な中、少しだけ目が慣れてきて(慣れるんじゃないよわいの目ぇ)見えるようになってしもうた。

 

こ、鯉や!でかい鯉がおる!

 

 

 

 


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※AI生成によるイメージ図

 

そこ、鯉の口がでかいんじゃなくてお前のちんこが小さいんじゃないかって?ああそうや。ああそうかもしれん。しかしな、鯉やねん。誰がなんと言うても鯉やねん。伝わる?伝わらないの?鯉がエサ喰うとんのよ。分かるかな?ああもう。「悔しいです!」©ザブングル加藤

 

でもなんか気持ちはよくてね。ここはいわゆるイカせるふぇらをしなくてとてもソフトなのです(花びら回転するので)

 

ある程度時間が経ったらアナウンスが入ります。

 

「〇〇さん1番ボックス交代」老人

 

またね、といって嬢はぼくのチンコをおしぼりで拭いて去っていく。ぼくは半裸で残された状態でチンコにはタオルが掛けてある状態だ。気合で勃起を維持する男。はたから見ればじつに間抜けな状態である。言わば変質者みたいだ。(はたから見なくてもアンタ、、)

 

2回転目がやってきた。

 

「ども」嬢2

「ども」たいちょ(たはは)

 

これはまぁ問答無用のデブだ。でもなんとなしに愛嬌があるので悪くはないです。この子は跪いてふぇらしてくれた。やっぱり優しいふぇら。イカせないふぇら。(・∀・)イイネ!!

 

ドジャーン♪ ©荒木飛呂彦

 

急に大音量の音楽が店内に響き渡る。

 

「あ、ごめんねショータイム始まっちゃった。歯当たって痛くなかった?」嬢2

「あ、うん大丈夫(ちん子小さいので(´・ω・`)」たいちょ

 

ショータイムはその子がわいのを咥えたままでさっきのコイキングが(失礼やぞ)ぼくの上に乗りおっぱいやアソコ等を触るという夢のような時間である。(夢には悪夢もあるんやで)

 

老人の店員はマイクでノリノリで歌いだし、「GO!GO!」とか言うてる。そして女の子は死んだ魚のような目をして「ハイハイハイハイ」と叫んでいる。いったいわいは何を体験させられているのだ?と、この店に来るたびにそう思ふのである。なんか懐かしいな。

 

それが終わると最初のコイキングが戻ってきて言った。

 

「じゃあ、そろそろ頑張ろうね」

 

つまりは「もう出せや」という合図である。

うんそれは得意だよ( *´艸`)

で、出す。

コイキングは吐き出したモノをおしぼりに入れて高々と天に手を挙げる。

 

ラオウ?ラオウなの?(昇天したのはお前だろ)

 

 

 

 

 


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わが生涯には悔いだらけだらけなんやけど(´・ω・`)

嬢は叫ぶ「サンキュー」

 

「はいぃ〜 ©やす子 ニッコリおめでとう!」老人

 

なにが誰に対してめでたいんや(´・ω・`)ワカラン

 

「本日も皆様方沢山のご来場ご指名ありがとうございました。またのご来場を心よりお待ち申し上げております」老人(ノリノリマイクパフォーマンス)

 

待て待て待て ©アントニオ猪木

 

沢山の客て、俺しかおらんやん。わい指名もしてへんやん。しかも3回転の店なのに女の子2人しか付かんかったやん。いや気付いてた本当は気付いてたんよ、女の子2人しか出勤してないって事をね!

チキショー ©小梅太夫

 

コイキングに手を引かれ出口までわいは連れてこられた。ここで扉が開く。するとどうなると思いますか?そうです、漆黒の空間に外の光が入ります。するとコイキングの顔がハッキリ見える訳ですよ。眩しいふりして目を細めあまり見ないようにしたが見てしもうた。オラは見てはいけないものを見てしまっただ!

目線は下に手を振りながらわいは去る。(にこにこ)

 

下ってきた階段を今度は上る。(真顔)

 

ファイッ! ファイッ! ファイッ! ファイッ!

 

階段を登りながら出口へ帰ってんのにアントニオ猪木の入場曲『炎のファイター』が頭の中で流れていた。それでいろいろ察してほしいね。許さんぞあの偏差値がアレでアレな金髪JKめ。(低いとは言っていないしバツキンJKは貰い事故です)

 

2024年(4月)

 

 

 

あとがきと告知です。

 

いや良い店ですよ。昭和を感じつつ消えゆく儚さも漂う良いお店です。オーナーが好きでやってる感がヒシヒシと伝わりますね。料金も激安ですし。まぁ安すぎて不安になるレベルでアナタのその不安はおそらく正しい。訓練が行き届いた漢(おとこ)の店、または失うものが何も無い無敵の人が通うお店です。時間は40分だったと思いましたがほぼほぼ時間内しゃぶられ続けてくれますちんこ。

 

さてここからが新たな告知。

最近Note始めましてね。じつを言うともともとブログでやるか、NOTEでやるかの2択だったのですが、『じゃあ両方やっちゃえ』となりまして、基本はここのサイト(はてな)がフラッグシップなんですがあちらでもちょいちょい書く予定でして現在2本書いています。ただあちらはどちらかというとこっちで書きにくい社会派的(笑)かつ右寄りなぼくが反体制的な内容を書きます。先日書けなかった西成ネタもあちらで書こうかとも考えています。ただ、今はすごく書きたい欲にまみれていますが、また急に半年潜伏したりするのでどうなるかは分かりません。Noteは課金してないのでコメントは付けれませんのでスキボタン連打で応援していただけるととても嬉しいです。(会員登録しなくても読めます)ただ会員登録して頂けると(無料)あなたのメルアドに更新情報が届きますので便利ではあります。わいのはアレなんですが意識高い良質な書き手が無料有料問わずに沢山いらっしゃいますのでぼくのは読まなくてもオススメなサービスだと思います。(はてなもだけどNoteも上場会社だよ。もっと言うとドメイン取ってるのは『あの』さくらインターネットだよ)

Noteでの記事はしょぼい知識と分析と考察が今後も多くなると思います。(あんま調べずに欠きます)基本ギャグはあんま無いのと下ネタゼロ(?)で『投げやりなアイロニー©BOØWY』な感じで書いてるので賛否否々ある内容が多くなります。相当なたいちょマニアの奇特な方向けです。

そんなん居るんか?( *´艸`)ヨロ

 

おっと、ぼくの記事は当然無料ですよ。

 

 

Note投下記事

 

1,『カジノについて』 カジノと観光資源とマネー・ローンダリングについてのたいちょ的考察

 

2,『日本の大麻について』 日本の大麻産業を憂う内容と大麻に対する誤解について あと忌野清志郎さんへのリスペクト&生意気にも捧げたい記事

 

 

(*´ω`*)デワマター

 

 

ニュー裏モノ探検隊です。

 

どうも、ご無沙汰してます。ニュー裏モノ探検隊のたいちょうです。

え?なにが?うんそうだね『シン裏モノ探検隊』ってのが馴染めなくてね心機一転タイトルをシンからニューに替えました。(まだ2回しか更新してねーじゃねーか)いやナニあれだよ。『ニュー裏モノ探検隊』の方が昭和感があって良いような気がしましてね、でもまた替わるかもしてません。ええ駅裏の怪しいリラグゼーション店ぐらいコロコロと。(どこの駅裏やねん)

 

まぁ相変わらず不適切でGOです。

 

ただね、ぼくも少しはわきまえてはおるのです。それで前回の西成クスリ話を更新をためらったのです。と、言うのもメディアがさ、やたら若者の立ちんぼやらOD(オーバードーズ)問題をやるじゃない。まぁ数字取れるからやるんだろうけどね、寒くて若者が外でたむろ出来んくなったらあんま取り上げなくなってるけどね、屋内やカラオケBOXとかではやってるよ、でも外でやっててなんか映えて数字稼げるやつしかやらないのがメディアってかテレビ。そんなもんですよ。暖かくなったらまた取り上げ出すんだろうけどそんなもんですよ。(2回目)

とまぁうんこメディアはどうでも良いんだけど時期的にはあんま良くないかな、と思いました。市販薬で満足してるうちは良いんだけど処方箋の入手経路なども絡んでくるから自重した理由です。偉いなぼく。(オメー昔の記事でガッツリ詳細に書いてるじゃねーか)

 

今は今ですがな。(( ・ิω・ิ))キリッ

 

とは言え若者のODなんて70年代からあったんですよ。それに関してはぼくの尊敬する中島らもさんの『アマニタ・パンセリナ』というクスリまみれのエッセイが詳しい。この本からは今の70代ぐらいの人たちはヒッピーが多かった事がうかがい知れます。つまり今の65~70代ぐらいの若もんに偉そうに説教垂れてる年寄り連中は自分たちの時代は学生運動なんかをやりながらヒッピー運動もしてクスリでラリッていた訳です。さらに今の80代後半以上老人の若い時はシャブも薬局で売ってた訳だから経験者も多いだろうね。まぁこれは別の事情なのでいいです。


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なんだろ、この本はぼくのバイブル的存在で今までに50回以上読んでるんじゃないかな。(もっとか)ぼくが無人島に1冊だけ持って行くなら間違いなくこの本。らもさんは他の小説やエッセイでも折に触れてドラッグを書いているけどやっぱこのエッセイは最高傑作ですね。らもさんは他にもぼくに『文章は自由に書いて良いんだ』と教えてくれた人でもあり相当な影響を受けています。1冊すべてがクスリ話であり違法ドラッグもありながらギャグにまみれているのです。『最後まで文章を読ますつもりならおもろい文章を書け、と』ガツンと殴られたようです。それがぼくに出来てるかは棚上げですけどね。テヘペロ『おまえなんかが、らもさんを語るな』という意見もあるでしょうし『全然似てねーよ、』という意見もあるでしょう。でも好き。(語彙力)残念ながら氏はすでに鬼籍に入って久しいのですがこの本の中で相当先になる自分の未来を予測しています。

 


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見辛いかもしれませんが奇しくも初めの方の『睡眠薬系統』の章にて書いておられます。先ほども言いましたが相当先の未来にこの通りらもさんは階段から転げ落ちたのちに鬼籍に入られました。

らもさんの大ファンのぼくは不思議なことにこのニュースでの第一報を聞いたときにとても冷静でした。もちろん哀しかったのですがすんなりと受け入れたのです。だからと言ってこれが緩慢な自殺などとは思いません。起こる可能性の高かっただけの哀しい事故です。でもあれほど多くの面白いエッセイを残されたのは福音でした。エッセイ『僕に踏まれた街と僕が踏まれた街』にはらもさんの半生が描かれていてこれもまた良書です。小説なら『今夜すべてのバーで』これはアルコール依存症の体験を元に書かれています。これはアマニタパンセリナより前の小説だと思います。処々間違ってたらすいません。

 

今回は西成話の代わりにらもさん話をしてみました。興味のある方は読んでみてください、アマニタ・パンセリナはぼくがドラッグに興味があり過ぎて好き過ぎるだけかもしれませんけどね。ただぼくは基本イリーガルなドラッグはやりません。間違えちゃった場合は知らんよ()ただ単にらもさんんに限らずヤク中の体験談(失敗談)が大好物なのです。

ぼくはお酒の世界も大好きで酒の本もよく読みますが体質的にアルコールが飲めません、一滴もです。採血すらアルコール以外で消毒をお願いするほどです。ただ酒の紹介本はダイスキなのです。蒸留酒の発明なんかはとても浪漫があるしメソポタミア文明でビールが発明された話も浪漫があるし全世界で古代からなぜか酒はあるのも不思議。酒についての知識はそこらの酔っぱらいよりはあると思います。まぁそういう事なんですよ。ちなみにらもさんをはじめドラッグ研究家の結論はいつも世界最悪のドラッグはアルコールだと言いますね。あとは敢えて言うなら意外かもしれませんが『砂糖』です。甘いものの依存性は強烈ですからね。脳汁が出まくりですよ。ええこれは個人の感想ですよ(*´∀`*)

 

抑えられない好奇心と知識欲。

 

そう、ぼくは風俗も知ってるだけで大してまだ体験は少ないと思うぐらいです。

 

でわまたお会いしましょうね( *´艸`)

 

ながながと生存報告と西成話が止まっちゃってた言い訳でした。

(お前はいいわけが多いのう)

 

あれほど前回で西成フラグを立てときながらすんませんでした。まぁまた時代が許せば(世間が興味を失ったら)書くかもしれません。

 

駄文失礼。

 

ニュー裏モノ探検隊のたいちょうでした!

 

 

追記:

 

noteにて毛色の違う文章を投稿してみました。もし良かったら❤スキを押してくれたら嬉しいな。love 

 

「カジノについて」

 

今里のBBAが良かった話+α

 

超高級ソープからの大阪でBBAに中出しの話である。

ところが始まりは非常に暗い。

 

 

どうも、隊長です。

 

忘れもしない今年(2023年1月3日)夜の23時半ごろ携帯が鳴った。知らない番号だ。出るかボケ。3回ぐらい鳴ってすぐに切れた。正月早々なんやねん。と、思っていたらその10分後に姉から着信があった。嫌な予感がする。

『大阪の叔父が亡くなった』

えっ、つい10日前に電話で話したばかりなのだが、、どうやら知らない番号は叔母さんの携帯だったようだ。叔母さんは混乱と怒りで錯乱していて話が分かるまで姉も時間を要したようだ。「死因は?」「コロナだって」「は?」

以下要約と補足。

 

叔父さんは結婚と同時に奈良へ引っ越した。ぼくはこの叔父さんに大変可愛がってもらっていて育った。結婚式に参加して号泣した記憶がある。叔父さんは体が弱く国立大出のインテリだったが体の弱さゆえになかなか就職できず家庭塾などで生計を立てていた。ぼくもその生徒のひとりでもあった。叔父さんの指導むなしく賢くはなれなかったけどね。で、叔父さんはあんま働いてないから幼いぼくたち姉弟ととにかく遊んでくれた。おばぁちゃんが亡くなったときに『死』という物の大切さを教えてくれたのも彼だ。働けるようにはなったが叔父さんの体の弱さはずっと続く。より病院に通いやすくするために叔父さん夫婦は20年ぐらい前に難波のタワマンの17階を買った。(当時2000万ぐらい)

叔父さんは難波から梅田まであの人ごみのなか電車で病院に通っていたのだが2022年の年末にコロナ陽性が出てしまった(無症状)その時の大阪はコロナ患者が異常に多く、すぐに西成の専用の隔離病棟に移った。で、その4日後である。夜の8時に叔母さんと携帯で元気に喋り、その1時間後に病院から「心臓が止まり、死亡が確認されました」という連絡が入る。は?叔母さん病院で大暴れです。納得のいきようがない。そりゃそうです。

ぼくはすぐにでも駆け付けたい。

でも、叔母さんに「来るな」と言われた。叔母さんいわく、あなたたちは今の大阪のコロナの状況を知らない。本当にひどいから、お願いだから来ないで。火葬も死人が多すぎて(正月もあるが)14日後だという。は?14日後?

それまで冷蔵保存で1日1万円ぐらいかかるらしいけど金は良いとして火葬待ちで14日後?難波はどんな事になっとるんや。葬儀もやらないし、坊さんも呼ばないとのことだった。

 

 

ぼくは数日後大阪へ行った。来るな、と言われても居てもたっても居られなくなってしまったのだ。別に叔父さんに会える訳ではない。それは分かっている。叔母さんに挨拶もしない。でも『叔父さんの居る大阪へ行く』という事が重要だとぼくは考えた。

 

ぼくは大阪に着くと過去に叔父さんに連れて行ってもらった場所を巡った。場所は割愛する。ぼくは歩きながら思う。ああ叔父さんは大阪に文字通り骨を埋める覚悟だったんだな、と。

 

 

その後、気が付くとぼくは今里に居た。(なんでやねん)ぼくは叔父さんから生きる事の楽しさ、食事が出来る事の素晴らしさを学んだからだ。「ぼくはね、長生きしたいんだ。食べる事が大好きだ。仏になったらご飯は食べられないからね」彼の言葉であり死生観だ。正直誰がどうみても叔父さんは体が弱く大変な人生を歩んで見えたが楽しそうだった。だからぼくは今里へ来たのだ。Σ(゚Д゚)カンケーネー

 

まぁいいや、供養の考え方は人それぞれだ。

「あー兄ちゃん、明けましておめでとうさん」(やり手)

「あ、はい(´・ω・`)」たいちょ

今現在全然めでたくないのよね。めでたいのはアタマだけです。

「どんな子が良い?」(やり手)

『BBAをひとつくださいな( *´艸`)』たいちょ

そんな事は言ってませんがまぁ要約するとそんなオーダーでした。

前回の高級ソープの2連荘で『もう若い子はええわ』という気分でした。

 

部屋で待つとおてもやんみたいな厚化粧のBBAが現れた。(・∀・)イイネ!!

まぁ早速始めるんですが脱いだら『アソコに毛がある』それに感動した。いや本来は当たり前の事なんですけどね。ああ生きてるって素晴らしい。

「ゴムは?」BBA

「着けぬ。要らぬ。顧みぬ」たいちょ

 

和室にせんべい布団。部屋を暗くしてもらった。豆電球だけ。別にBBAだからじゃないよ。暗い部屋でするのが好きです。なんかすっごく良かった。ああ生きてるって素晴らしい。

 

最後に結構話をした。(時間が余ったんじゃボケィ)

「コロナなった?」たいちょ

「それがなってないの。他はバタバタなったけどね」BBA

「わいもです」たいちょ( *´艸`)

「大阪ってね、凄いんだよ。吉村さんがすぐに西成に専用の病棟作ってね、すごく頑張って抑えてんの」BBA

「お、おう。そうだな(´・ω・`)、、、」たいちょ

 

それで叔父さんも西成の病棟だった訳か、、

維新の大阪の支持率はやはり高い事も垣間見える。西成。。西成か。。

 

 

さて、タイマッサージでも行くか。(なんでそうなるんだよ)

すでに時間は夜の10時。予約を入れると日本語がままならないタイ人が電話に出た。なんか良く分かんなかったけど「早く来い」みたいな事だった。ぼくはタイ古式マッサージが好きなのです。50肩もまだ完治してないし。

店に着くと日本語のままならん人が言った。「さっき言タケドもうワタシ帰るダカラ40分ネ」「あ、はい(´・ω・`)」全裸になれと言われる。ん?全裸?ぼくの知ってるタイ古式はマッサージ服に着替えるのだが、、部屋を暗くされ、おもむろにバスタオルを剝がされると乳首をシャカシャカされた。ん?シャカシャカ?

両手になんかビニールの手袋してる。。ていうかなぜ乳首を触るのだ?なぜ仰向けからマッサージが始まるのだ?ちなみにビニール手袋は医療用のではなくていわゆるサラダバーとかにあるアレだ。薄くて固いやつだ。次にローションを垂らしてチンコとタマキンをシャカシャカ揉みだした。は?ここでぼくはやっと気づいた。ここ、いかがわしい店やないか!するとタイ嬢はおもむろにアナルに指を突っ込んだ。えぇっ?ガシガシとアナルを責められるわい。チョマテヨ。わいの中のキムキム兄さんが叫ぶ。が、タイ嬢は苦しむわいを見て『喜んでる』と思っている。さらにわいのチンコをしごく。それも高速で。ヘルプミー。いや勃起してんのよ、まだ勃起薬が効いてるから。でもね、さっき今里で生で柔らかい感触を味わったあとなのね。しかもこのローションは滑りが悪いやつです。気持ち良かろう訳もなくイケる訳がない。で、粗悪なビニール製の手袋付き。チンコが、、わいのチンコが(´;ω;`)

 

「ごめんなさい。マッサージしてくれませんか」たいちょ

このセリフを3回は言ったんです。でも上記の行為をマッサージだと思っている嬢は止めない。アナルに指を入れられガシガシされながらチンコをシャカシャカが続く。何しろ勃起しちゃってるわいが悪いのです(´;ω;`)

 

30分は続いただろうか自分の肩をタップして「マッサージー(´;ω;`)」と叫ぶ。やっと起こしてもらって、軽く本物のマッサージっぽいのしてもらい終了。泣きながら宿に帰りました。ああわいは大阪に何しに来たんだっけ?

 

ちなみにその後チンコは赤く腫れ(ていうか亀頭が一皮めくれた)アナルは疼き10日ほどチンコは使い物になりませんでした。ああわいは大阪に何しに来たんだっけ?

 

まぁいいか。(良くねぇだろ)

 

何しろこのタイマッサージのせいで余計に今里のBBAが美化されてる点は否めません。ちなみにタイマッサージはBBAを超えてOBA(オバァ)です。本当にありがとうございました(´・ω・`)

 

宿に帰り眠る前に思う。

 

西成というワードがやたら出てきたな。

西成。西成か。。

 

でわまた。。

 

PS.病院から出た叔父さんの死亡診断書には『敗血症』と、ありました。いやコロナ死やん。たぶんコロナが原因だといろいろマズイのだと想像します。だからコロナポジティブの人が亡くなっても色んな理由つけているのでしょう。なので発表されてきたコロナによる死者数はデタラメだと思います。おそらくもっと、もっとはるかに多い。重ねて言いますがこれはまだ今年の話ですからね。

 

本当に生きてるって素晴らしい事です。

 

それにしても、、、

 

西成。西成か。。

 


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タイマッサージのOBAが着けてたのはまさにこれですね。

いやぁ感染対策ばっちしだね(´;ω;`)

 

 

次回予告「釜ヶ崎の泥棒市2023年」

 

 

X(旧Twitter)やってます。たいちょ

 

 

 

今後の方針などの雑感

改めまして、

 

どうも、管理人のたいちょです。ちんこ野郎です。(誰がやねん)

一応ダブニストを名乗っています。ダブニストって何?知らんのかそりゃそうだ。わいが作った造語や。要は『駄文を書く者』です。

 

前のサイトから、まぁ時代が古くても何とかなる駄文だけ引っ越ししました。フランス料理みたいに2023年版蒲郡の秋の風を感じるあとがきなどを添えて。(蒲郡は何ひとつ関係ありません)

ところがですね、実に499記事あった『読者投稿レポート』が全部消えちゃったんですよね、『勃起サプリレポート』も含めたらもっと凄い数なんですけど全部消えちゃったんですよ。(お前が消したんやんけ)

 

ただ、『引っ越したら新たに投稿したい』という奇人変人も何人かお見えでしてね。(失礼やぞ)掲載して良いならここに掲載します、という事にしました。ただぼくが何か言われるのはとくに3日寝込むぐらいで平気なんですが(やられてんじゃねーか)アレがアレでアレだといけないんで読者投稿はコメント出来ないように設定しようと思っています。なお、たいちょうのありがたくない最終コメントは付きます。

思えばね、あれだけの上質な投稿レポートが沢山集まったのはひとつの奇跡でした。まぁひどいのもあるんですけどね。(失礼やぞ)基本全部を掲載していたのですが幾つかは本人にご連絡の上でボツになったネタもありました。それは読んでて痛い(物理的に)やつとか生放送だったら急遽CM入っちゃうやつです。

 

大量のご投稿が集まったのはひとえに私の人徳、ではなくぼくがしょーもないから盛り上げてくれたのだと思います。この場を借りて御礼申し上げます。

 

今年いっぱいはこちらのアドレスでお願いいたします。

toko@ippu-do.com

来年になったらまた考えます(*´ω`*)

 

まぁ3年ぐらい人間生活を辞めていたのでとくに外にも出ず風俗にも行かず(行ったけど)そのおかげで今のところタチの悪い風邪は引いてません。ちなみにぼくの友人は3回罹患しました。こうなってくるともはや才能だと思います。彼は無事に生きています、ただあり得ないほど一気にハゲました、フッサフサだったのに、そして腎臓がやられてしまいました、残念ながらこれはもう治りません。でも「死ぬこと以外はかすり傷」です。とにかく生き残りましょう。戦場では名誉の戦死などではなく生き残った者が勝利者です。

 

では次回から通常運行いたします。

 

なんだっけ?そうだね、新年の大阪弾丸ソロツアーの模様だ。昨年末の高級ソープからのお化けフォーク並みの価格差があるお店でBBAに中出しの話になります。高級ソープ嬢(若くてキレイ)より1万弱のBBAの方が100万倍良かった、というオチです。早くしないと2024年来ちゃうから早めにUPするつもりです( *´艸`)ドウカナー?

 

でわまた!

 


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サイト引っ越しが終わり、最後にやりたかった404NotFound姉さんのネタを投稿した時のワイ

 

 

X(旧Twitter)やってます。たいちょ

 

 

 

 

 

釜ヶ崎の泥棒市2019

※HP過去記事です。

 

 

※はじめに

この文章はフィクションであり作中に登場する人物または地名、地域は架空のものであります。たまたま実在する登場人物、地域やイベントがこの世界に存在したとしても本文とは一切関係ありません。(モノの名称も含む)







某遊郭での一発から、その後ナンバに戻りたこせんを食べて口の中を大やけどした。さらに軽く寿司を食い、その後でウドンを食べてまた口の中を追いやけどした。(学べよ)最早味があんま分からんし単なる食いすぎである。しかし今回は非常にタイトなスケジュールなので詰め込んで行かないとね。
イメージとしては当日17時に大阪に着いて翌日の12時には帰宅しないといけない。
このような事情のため正直遊郭はどっちでも良かったのだ。(ウソだけど)

しかし時間がタイトなのは確かだ。
ぼくは今回少々必要に迫られていたとはいえある程度の覚悟を持ってやってきたのだ。ジョジョ1部でジョナサンジョースターが父の為に解毒剤を求めて暗黒街に行くような種類の覚悟だ。(全然違うけど)付け加えるとジョジョの奇妙な冒険は1部(ファントムブラッド)こそ至高である。次点で2部(戦闘潮流)である。異論は認める。

明日は朝の5時起きである。

せっかく遠路はるばる大阪まで来たというのになんで早寝して朝の5時に起きなアカンねや?

それは釜ヶ崎(西成)の朝市に行きたいからなのだ。この朝市は通称 『泥棒市』 『ドロ市』 などと呼ばれている。開催されているのは土日の早朝5時ごろから7時前後が多い。人が多いともう少し長くやる場合もあるらしいし夜中の2時ぐらいからやる場合もあるみたい。なお祭日もやっていました。


警察の手入れがあると早々に閉まるようだ。何?警察の手入れ?その辺はマーケット上の名称からも察してほしい。売られているものは盗品(工事現場からが多い)らしきもの、拾ったようなガラクタ。スリッパ。違法コピーDVDなど。それらを道路を拝借して(それが不法なんですが)ブルーシートに並べて売っている。なお現在アツいのはクスリである。クスリと言っても違法なブツではなく処方薬だ。

からくりはこうです。

元締めが生活保護受給者を医療チケットで病院に行かせ処方箋をもらう。それを販売しているのだがご存じの通りナマポの人は病院代が無料だ。当然薬も無料である。それを元締めが貰うか安く買うかなりして転売しているのだ。
現代の錬金術と言っても良いぐらいだ。
勃起薬もある。小便の出が悪い、と訴えれば医者は難なく前立腺治療薬としてシアリスを処方するのだ。聞けば非常に不快に思うかもしれないが 『国のシステム』『医者』『転売人』これらは三位一体だ。いや、患者(?)と買い手を含めれば政府は災難だろうが魔法のような仕組みだ。いや政府だって制度と彼らを利、、何でもない、、


その中でも一番の恩恵を受けるのは医者だろうね。
医師としてのプライドを捨てれば医者は非常に儲かる。処方した後のことなんて医者としては知ったこっちゃないのだ。嘘だと思うなら近代までの医者の歴史を見ればよい。中毒者を治すため違う薬物を与え新たなる中毒者を生み出す、お医者さんが良かれと思ってやった医療行為が現代まで麻薬汚染が負の遺産として残っているのは皆さんご存じの通りだ。

間違えた。医師は患者の求めに応じて必要な処方箋を出した。ただそれだけだ。そこに悪意などあろうはずがない。

ダークな誰かが言っていた。『話の分かる医者と薬局があると非常に助かる』と。

まさにその 『話の分かる薬局』 こそがこの西成にある。いや西成だけじゃない、他の関西地区にもあるし新宿にだってある。もっと言っちゃえば掲示板やSNS上でもやりとりされている。これについてはすぐに足がつくけどね。ただグレーなんだけど小っちゃ過ぎるグレーさなんでよっぽど目立たなければ警察は相手にしないと思うけどどうだろう。


だがナマポの人が売ってるのを直に押さえられたらOUTだ。生活保護も取り消されるでしょう。(商売できるんだから)

ちょっと喋りすぎたし、またしても間違えた。、みんなただ余ってしまった処方薬を切実に必要な人間に安価で譲ってるだけだった。この話に出て来る登場人物はみんな善意に基づいて行動しているのだ。Well そうに違いないだろうスチーブ。(誰やねん)

さて、なんでドロ市がこんな朝の時間帯かと言うと警察の勤務交代の時間と被るから滅多に手入れが入りにくいからだw







西成の朝は早い。

ぼくは日付が変わる前に明日の朝の5時にタイマーをセットしてカプセルホテルで布団に入った。

だが眠れない。。

明日の朝に向けて少々緊張して眠れないのかもしれないがそれにしても、まったく睡魔は襲ってこなかった。しょうがないのでハルシオン(睡眠導入剤)を追加して飲んだ。これは医師の処方の3倍の量になる。今年はこんなパターンが多い。ぼくが持ってるのは正規にかかりつけで処方されたものだがまた足りなくなってしまう。

『まぁいいや、どうせ明日ハルシオンは手に入るんだから、、』

ぼくはそのままパソコンの電源を強制終了するように眠った。それでも眠れたのは3時間ぐらいだった。ちょうどハルシオンの効いてる時間だけ寝ていた計算だった。その後は短い夢を断続的に見ながらうつらうつらしていた。

朝の5時前に起きたぼくは準備をして地下鉄の始発を待った。だるい。眠い。正直眠い。もっと寝ていたい。

『不眠症のぼくが睡眠薬でやっと眠れてから眠いのを我慢して起きて地下鉄の始発を待って睡眠薬を求めて西成の朝市に行く。』

文章にしてみるとほとんど落語みたいな世界観だな。と、早朝から自分を嗤う。

『人間喜劇さ、その通りだろうよ』 ※尾崎豊 町の風景より。





駅から目的地へ向かう。

泥棒市はあいりんの職業斡旋ビルの裏手でやってるはずだ。しかしこの街の住民の朝はホントに早いな。死にかけた、、いや間違えた、、ヨレヨレ、、いやいやヨイヨイ、、ちがうちがう、現役を退いたようなご老体の御仁たちが沢山起きて蠢いている。死んだように寝てる人も居るけどね。或いは本当に死、、
年末に近い冬だったがどうしてこの人たちはこのクソさぶい中で寝起きして平気なのだ?段ボールや新聞にくるまれば暖かい?いや暖かくねーよ、この時期にいっぺん外で寝てみろ。普通に死ぬぞ。

 

あと何であいつら揃いもそろって髪の毛フサフサなんだよ。その謎を解くべく製薬会社は彼らのDNA鑑定をするべきである。すごいハゲ薬が開発されるかもしれんな。

などとくだらない事を考えていたぼくはここで間違いを犯した。道順の選択だ。あいりんセンターの左側の道を通るべきだったのだ。それをにぎやかな、まぁざっくり言うと右側の道を通ってしまった。

時は令和元年である。あえてもう一度言おう、『時は令和元年である』

その間違えて選択した通りは手配師の車が並んでいて『日当11000円』などの募集が貼ってあった。人も多い。歩くぼくに次々と声が掛かる。
「兄ちゃん、仕事せんかー?」
「兄ちゃん1週間で○○やでー」
「兄ちゃん〇〇までいかんかー?」

正直ぼくは兄ちゃんという年ではない、立派なおっさんオブおっさんである。だがこの街ではまだまだ若手なのかもしれん。

こんなぼくでももしもの時はここに来れば何らかの仕事があるという事だ。ちょっと安心だね。(不安じゃボケぃ)

驚いたのが日当の安さだ。大体1万円が多い。なぜ安いと思うかと言うとぼくはこの通りをバブルの真っただ中で高校生の時に歩いているからだ。大阪にやけに詳しい友人に西成を案内されたのだ。(若いって怖いよね)
飛田から怪しい商店街を抜けて三角公園を通りこのセンターから通天閣、電気通りまで抜けてナンバまで歩いたのだ。当時の西成は異常に小便臭かった。(今もですが当時の比ではない)


当時は大袈裟じゃなくてマジモンの修羅だぜ。今や『福祉の街』 『老人の街』 みたいになってるけどさ。高校生だったぼくにとんでもない観光案内をした友人の意図は分からないし愛知県の人間の癖に大阪について異常に詳しい理由もよく分からないがぼくの大阪好きのルーツは今思えば彼のおかげでもあるのかもしれない。

ま、今で言う人材派遣はもともとヤクザのシノギだった訳です。
人夫出しとも言いますが手配師たちが黒塗りのベンツのフロントガラスに

『日当現金24000円』
『10日飯場20万円』

と言った景気の良い求人がズラリと並びベンツの横には非常に分かりやすいタイプのチンピラが立っていた。。手配師はもちろんそれ以上のオファーで派遣を依頼されていた訳だからその凄まじさは伝わりますよね。それに比べて今の求人のショボい事、ショボい事。どうせ道具なんかも買わされるんだからこれでは3日はタダ働きだよ。もしくは人気のない山奥の飯場に連れて行かれるのだろう。

ぼくが高3だった当時の建築、建設業界のバブルは今の比ではなかったのです。およそ30年前の1990年頃だがぼくの友人の親父はシーマ現象に乗り、テレビでしか見ない車載電話も付いていた。その人は土建屋の社長で高校生のぼくらをシーマに乗せてスナックをハシゴし、その人の会社でバイトをすると高校生相手に日当14000円もくれていた。(弁当付)今思えば異常な世界だがその時はさして普通の事だと思っていた。バブル崩壊でおやっさんの会社はあえなく飛んだ。残念だがその後の事は友人の消息も含めて何も知らない。


ちなみにぼくは早起きが苦手だったのでそのバイトはしていない。体力もないし。(お前は昔からクソやな)でも現在も付き合いのある友人から聞いた話では休憩が異常に多くて昼寝も付いてて楽なバイトだったそうだ。

話は戻って「兄ちゃーん」の掛け声をガン無視しながら目的地に進んだ。というか「兄ちゃーん」の掛け声はとても静かでささやくような声かけなのです。誰に言ってるのか分からんくらいの。

ぼくは進む。

1.1.2.2.3.3.4.4. ガンガン、ズイズイ、グイグイ上昇。


左手に求人ではない立札があった。


『あいりん総合センター取り壊し反対!』


そう言えば閉鎖して取り壊すんだっけ。。
そうなるとドロ市は次はどこへ移動するんだろ?そのまま無くなるのかもな。。ぼくはふと油断した。油断をした。





「お兄さん!私はーーーーーーー!」




急に大声を出されてぼくは思わず立ち止まり振り向いてしまった。
さっきから掛けられた言葉はささやくような声かけだったから思わず『はっ』としてしまったのだ。

。。。。

年寄りではなく割と若い。少なくともぼくよりはかなり若い。恰好は古臭いが比較的まともにも見える。白黒映画に出てくる街の若者()ファッション的な。若いころの浜省を思い浮かべると伝わりやすいだろう。


目が合うと彼は言った。


「お兄さん!私!実は天皇陛下に頼まれてこの街にやってきたのですっ!」


お、おう、そうだな(´・ω・`),,,
ぼくは人間というのは自分の想像を超えるセリフを聞くと完全に思考停止してしまう事をこの時に知った。


「お兄さん!私は天皇陛下に頼まれてやってきました!」


なんだその大事な事なので2回言いました、みたいなのは。
ぼくはもう一度彼の瞳を見た。



いかん。。
こいつなんかキマってる。

何がキマってるのかは分らんが何かがキマっちゃってるね。



しかし中道右派を自認するぼくとしては天皇陛下の恩名を出されては無視する訳にもいかない。(どうやって逃げよう、、)


咄嗟にぼくは彼よりも大きな声を出した。


「それはお疲れ様でございますっ!」


同時に敬礼をした。
すると彼も同じように敬礼をした。

なんだこれ?

この謎のやり取りを完成させたぼくは敬礼した後、クルリと進行方向へ戻りスタスタと歩き出した。(逃亡)

「お兄さん!お兄さん!」 「お兄さん~」 「お兄さーん」

後ろからぼくを呼び止める声は続いていたが呼び掛けはだんだん遠くなっていくのが分かった。追いかけてきたらどうしようかと思ったけどこの街のルールで彼はあそこから動いてはいけないのかもしれない。そう、ふと思った。どちらにしろ天皇陛下云々の話の続きはあったようだ。何らかの『お気持ち表明』的な何かが。

でもぼくにはとても処理しきれん。謎は謎のままで良い事も世の中には沢山あるのだ。
それにその相手は何らかの何かでキマっちゃってるんだもの。

こえー、こえーよ西成。寝ぼけてたのが一発で目が覚めたよ。ここでは決して気を抜いちゃいかんのだ。前回朝方三角公園の周りを歩き回ったけどなんて事なかったので舐めてた。もしかしたら朝はここが最前線なのかもしれん。

非常に短い距離なんだけどやっと泥棒市の入り口まで来た。良かった、やってる。これでやってなかったら収穫は、『天皇陛下萬歳!』 だけで終わるトコだったよ。。

入り口(出口かもしれん)のすぐそばの露店にはVHSビデオが並べてあった。VHS?誰が買うんや?おい、そこ!ベータビデオの悪口はそこまでだ!(誰も言うてへんがな)

ぼくの得ている情報では処方薬を扱っている店は薬が出してなくても目印に市販の湿布などが置かれているはずだ。探そう。そしてうまくネゴシエーションしてディールをサクセスに持っていくんだ。(ルー大柴かお前は)

するとこの地域に似つかわしくない男が現れた。(シュッ)
えらいキッチリしている。ヨレヨレのご老体や天皇陛下の遣いの後だけに余計にそう見える。そう、まるで暗黒街に現れたスピードワゴンみたいに。(奴は最初悪やったやんけ)

「お兄さん、何の薬が欲しいの?」

スピードワゴンはとてもやさしく言った。

え?ていうかこういうパターンもあんの?それにぼくが薬を買いに来たのが分かるのか?ぼくはそんなに病んで見えるのか、、いや、、スピードワゴン氏はぼくの覚悟をきっと感じ取ったのだろう。(妄)


面喰らいながらもぼくは言った。

「ハルシオンが欲しいんですよね」
「ハルシオンは今無いんですよ」

スピードワゴンは即答した。
え、まじ?この一連の旅路は無駄足?無駄無駄無駄無駄!

「あるのはこれとか、これですね」

スピードワゴンはいくつかの薬を大事そうに手を開いて出して見せた。
それは依存性の高い抗不安剤とデートレイプドラッグで使われるブツだ。

「それは持ってるんですよ、とにかくハルシオンだけ欲しいんですわ」

ぼくは言った。

少し話はそれるがそのデートレイプドラッグに使われるブツはなぜかぼくには効かない。ラムネみたいなモンだ。お酒と混ぜると記憶も何もかも飛ぶので悪用されるらしい。ただぼくはお酒が飲めないのでそのあたりは不明だが。さらに体内の薬反応が数時間で消えてしまうので犯罪の立証が困難であるようだ。


でも不思議に思うのはデートまでこぎつけてお酒まで一緒に飲む仲なのになんでわざわざそんなモノを使うんだろう?


ちなみに女性で気をつけるべきは青いお酒を勧められた場合だ。これ系は水分に混ぜると青く染まるように着色されている。そんな色のカクテルはいくらでもある。レイプも断罪されるべきだが薬をアルコールに混ぜるのは内臓のダメージが凄い。とにかく女性は不特定多数のパーティーなんかで狙われないように身を守るべきです。バーテンダーとグルの場合も聞く。もちらん狙われる女性に罪はない。薬にも罪はない。ましてやお酒にも罪はない。許されざるのは悪用するクソな人間だ。それは男だけとも限らない。同性の女を使って油断させてそれ系のカクテルを勧めさせる奴もいるからだ。

あと男が男に使う場合もあるんだよ、、

さて、声を掛けてもらって悪いがハルシオン無いならスピードワゴン氏以外の露店で買おう。どっかにはあるでしょ。

「例えばまとまった数とかでも欲しいですか?ちょっと高いんですけど1200円しちゃいます」

スピードワゴンはぼくを追いかけるように言った。聞いていた相場は1シート1000円だが1200円なら構わん。何しろ他の地域などでは2500円前後が相場だ。消費税も上がったしな。(関係ある?)

「多ければありがたいですよ」

「例えば10枚とかでも?」

「それだけあれば言う事ないですね」

スピードワゴンはちょっと待って、と言って周りのヨレた人たちに声をかけていた。

『これは集めてくるな』

そう思ったぼくは12000円キッカリを出して手に握りポケットに突っ込んだ。
何やらこの一角は強大なチカラに守られているような気がした。支配されている、と言った方が正しいのかもしれない。良く言えば不思議な秩序がある。だから陛下の遣いもここには近づかないのだろう。おそらく。

「11枚手に入りました」

スピードワゴンは銀色のシートを11枚持っていた。流石スピードワゴン、頼りになる。ぼくは手に持っていた12000円に1200円足すために財布を開いた。ここでは財布を出すのは危険な気がしていたのだが、なぜかこのスピードワゴンからは周りからぼくを絶対的に守るという『奇妙な安心感』を与えられていた。 ズキューンズキューン

あ、そうだ、これは、、
『この人ヤクザだな、、』

やさしい目、やさしい物腰、穏やかな声、そのスジには見えない今どきのヤクザだ。だから逆に安心感をぼくに与えるのだ。少なくてもここを取り仕切っている1人であるのは間違いない。でなければこんな直接交渉をこの土地が許すはずがない。

「200円、負けときますよ」
「ありがとうございます」

ぼくはお礼を言い早々に立ち去ることにした。本当はこの後で他の露店でどんなクスリを扱ってるのか知りたかったが、その行為はスピードワゴンの見せた誠意に背く、仁義に背く、そんな行為に思えたからだ。


ぼくは帰る。

当然さっきの天皇陛下通りは戻らず違う道へ。。


1.1.2.2.3.3.4.4 ガンガン、ズイズイ、グイグイ上昇。


そちらの道には人がまったく居なかった。

やはりこの近辺は奇妙な秩序に守られている。



なお、なぜ最初にそっちの道を通らなかったかと言うと遠い昔にそこで(恐らくは)シャブの取引現場を見てしまったからだ。さらに夜になると(恐らくは)シャブ買いのドライブスルーみたいになってて車を止めると暗がりから売人が来て何かを渡す、そんな現場になっていたのでそれを見たトラウマから避けたのだった。

まぁ今度はまたあっちの道で違う新たなトラウマが出来た訳ですけどね。


考えすぎだとは承知だが今思えばあの通りは侵入者に対する検問または面接のようなものだったようにすら思える。天皇陛下の遣いは最終面接だ。合格したぼくは闇の薬剤師に声をかけられたのだろう。そんな気がしてならない。正直顔を覚えられれば上質な結晶(メタンフェタミン)すら融通してもらえそうな雰囲気すらあった。
でもぼくはメタンフェタミンには近付かない。
メタンで破滅した人間は沢山知っているが真の幸福を手に入れた者は知らないからだ。
ODで本当のヘブンに行ければ或いは幸福なのかもしれないけど。それはさておきまぁ一時の幸福は得られるのだろう。逆にそこにメタンフェタミンの恐ろしさがある。


人間生活をやってると恐ろしい底なし沼で足掻くような瞬間が誰しにもやってくる。そこは余りにも不快で深淵なる闇だ。そこに信用している誰かがやってきて上質な結晶を優しく渡し「兄弟、救いは此処にあるんだよ」と耳元で囁くのだ。
メタンフェタミンのこの卑怯さにぼくは憎悪して憎悪する。
ぼくは魔法のように疲れを吹き飛ばすホームランが打てる結晶よりもぐっすり眠って疲れを取る事を選んでいるのだ。それが脳内に直接作用するやや強引に眠りにつく薬を使ってでも、だ。

ぼくはこうして無事青玉(ハルシオン)をまとまった数の入手に成功した訳です。
すると不思議なもので手元に沢山ある、という安心感で深く、ぐっすりと眠れるようになった。ぼくの一連の行動は法律的には適法とは言えないだろう。風俗とパチンコが適法でないのと同じように。


でもぼくはこうして安心を手に入れる事ができたのだ。


語り足りぬ部分も多いですがひとまずこの物語は終わりとします。 (了)



最後まで読んでいただきありがとうございました。    



※この作中の『ぼく』=『隊長』ではありません。 

繰り返しますがすべてフィクション(作り話)です。



あ。前日の某新地で払ったのが13000円。この日のハルシオンが13000円。偶然にしてはうまく出来てますね。(遠い目)

 

 

2023年追記:

これを掲載したのが2019年の年末だったか年明けの2020年の初めだったか忘れましたけどその掲載後記としてブログに書いたのが『最後にこれを更新出来て良かった』です。その後はご存じの通りにコロナ禍に突入しましてね。それは関係なく自分でHPの更新記事はこれで最後だな、と思っていました。(ブログはやるけど)みたいなね。結果的にその通りになりましたね。なのでHP過去記事掲載もこれで終了になります。でもえっと、アレだよ、これ全部作り話だよ。または友達の友達の知り合いから「聞いた話なんやけどなぁ」です。

 


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参考資料として西成日雇い掲示板にリンクを貼りますがくれぐれも冷やかしなどの行為はご遠慮ください。

 

 

 

X(旧Twitter)やってます。たいちょ

 

 

遊郭を歩く(今里新地編)

※HP過去記事です。

 

 

行けそうで行けなかった今里へ。

ニューコリアンタウン的な趣な街だ。

以前は『今里新地』というステキなゲートが目印だったようだが今は撤去されてしまっている。新地自体が見事に町並みに溶け込んでしまっているので見つけにくいかもしれない。

 

最初行ったときは俺も一瞬迷ったがチンコレーダーが軽く反応した路地に入るとすぐに見つかった。軒数はそんなにたくさんではなくて新地にありがちな呼び込みも無いのでありがたくもあるが、逆に言うと自分から『えいやっ』と入らないといけない。

歩きながら思い浮かんだのがこの曲。

『この街のメインストリート、わずか数百メートル。寂れた映画館とバーが5、6軒♪』by浜省 マネー

 

『えいやっ』と入る。

 

おねぃさんに案内される。(推定54歳)

この人は嬢ではない。でも恐らく昔は嬢。
だいたいのパターンでは軒先の呼び込みのおばちゃんは元嬢である。
そう思うと時間の流れの残酷さを感じざるをえない。(人の事は言えんが)で、おねぃさん(推定54歳)と部屋に2人になるだけで反射的に勃起する俺のチンコは大変に優秀だと思う。何ならこの人でもいいか、と思ったぐらいである。()

 

「お先に、ご料金を頂いてるんですよね」おねぃさん。(推定54歳)

 

お茶を持ってきてくれたおねぃさんは値段を幾らか言わない。

まるで試されているかのようだ。一見なのか常連なのかを。

俺は黙って1万3千円を差し出す。

 

「ありがとうございます」と普通に受け取るおねぃさん。

「どんな子がお好みでしょうか?」おねぃさん。

ここは置屋方式で好みのタイプを伝える方式です。

 

「20代後半から30代前半ぐらいで贅沢を言えば痩せてる子います?」たいちょ

「24歳の細い子と30代前半の普通体型の子が居ますよ」おねぃさん。

俺は30代の普通体型の子を選んだ。おねぃさん(推定54歳)はかなり痩せた人だったので彼女が言う『普通体型』の方が良いような気がしたし、こういう2択の場合はえてして年上の方を選んだほうが良い場合が多い。(時と場合による。真似してえらい目に遭っても知らんぞ)

 

おねぃさんはその場で置屋に電話した。

「20分待ちですけど待てます?」おねぃさん

「待ちまぁーす」たいちょ

 

おれはなによりこの建物と部屋が気に入っていた。

引き戸の和室で廊下の外には中庭があってそこは手入れが行き届いているとは言えないものの、獅子脅しがあったりしてまさに日本庭園なのだ。

部屋も広い。普通に旅館として4人ぐらい泊まれそうだ。

入り口も襖の引き戸で非常に趣がある。

ここで20分もリラックスして待ってられるなんて逆に嬉しかった。

 

途中にトイレに行ったが木がスライドするタイプの旧式のドアでいきなり便器が現れる。これもまた良い。

 

20分ぐらいして嬢がおねぃさんと一緒にやってきた。

記憶力がチンカスな俺は顔はイマイチ覚えてないけど嬢はまったくもって悪くなかった。愛想も良い。(これが全てですよ)

 

電気を消して話もそこそこにいきなりキスから始まり股間を弄られた。

非常に濃厚プレイです。

「カッチカッチじゃない。この子なんて名前?」嬢

「ううんん?」

「えーとマーくんだよ。」たいちょ

ホントは樽美酒と言いたかったけどマーくんにさせてもらった。さっき飲んだ勃起薬が効き過ぎているのかこの雰囲気に興奮してるのかホントにカッチカチだった。

「食べちゃお」嬢

嬢は俺のトランクスをずらすとおもむろに濃厚なフェラをしはじめた。

しまった、こんな事ならホテルでシャワーを浴びてくれば良かった。

まさかウェットティッシュで拭くこともなく咥えられるとは思ってなかったもん。

 

嬢の服を脱がして脱がされて全裸になる。

 

「お兄さん、ゴム着ける人?」嬢

暗闇の中で嬢の目と唇が妖しく光っていた。

 

「つ、着けなくても良いの?」たいちょ(迷う)

 
しかしそこで、、


『コブラ、サイコガンは心で撃つのよ』とレディが俺に囁いた。

 

 

「横になって」嬢

ほとんど座布団を3枚並べただけの場所に俺は仰向けになる。

嬢が俺のを掴むと自分の女性器に生であてがった。

「わたし病気は無いから、保証するよ」嬢

にゅぷぷ。

『どうやって保証すんだよ、』と思う間もなく生挿入された。

嬢は俺の上で艶かしく動く。ぼくは揺れる乳房を見ていた。

「ちょっと待った」たいちょ

「どしたの」嬢

「いいからちょっとのあいだ、動かないでね」たいちょ

あんま動くと出ちゃうのよ。

「いや、ゆっくりお願い。出ちゃうから」たいちょ

こういう時は意地を張らずに素直に言うものですよ諸君!
(偉そうに情けない事を言う男)

「爆発は良いよ。暴発はダメだけど。」

嬢は笑いながら言う。俺の経験上ですが合体状態で普通の会話をすると落ち着いて
ゆっくりと性交が楽しめる傾向があります。上で動いてもらったり座位になったりしたあと正常位になる。もう出すばっかりや。

 

ところがだ、なんか引っかかる。半分ぐらいしか入らない。俺のチンコは自他共に認める粗チンなんだがなぜだろう?(自他共に認めとらんわ)

「なんかね、引っかかるんだよね。乾いてるかな」たいちょ

「そう?わたし気になんないけど」嬢

一旦抜いて嬢が自分でアソコに唾を付ける。

で、念のため俺もチンコに自分の唾を付ける。

 

何やっとんだ我らはw

 

一応中に出しても良いのか聞いたが、『むしろ中に出せ』と言われた。
(たぶんシーツが汚れちゃうから)

 

ふぅ。

 

実に濃厚な20分だった。(持ち時間は30分)

ただ今回、シャワーも無い遊郭で中出ししてしまうのは無防備過ぎるような気もするんで、一応反省しようと思います。チッうっせーな、反省してまーす☆

 

でも、『生でも良いよ』って言ってる女性に対して『ゴム着けたい』と返すのは
大変失礼な気がするんだ。

 

と、自分を正当化したところで報告を終わります。  (了)

 

 

2023年追記:

コブラネタがちょうど入ってるんですが寺沢武一先生にこの場を借りてご冥福をお祈りするのと同時に『ありがとうございました』の言葉を記したいです。女の尻の作画にあそこまでこだわっていた最初に漫画人生で出会ったのが寺沢武一先生だったんじゃなかったかと個人的には思います。なぜこの体験記にコブラが出てくるかと言うとこの時に試していた勃起薬が『コブラX』というブツだったからです。どうでも良いですか?そうですか。ぼくの中で女の尻の描写に定評があるのが他には桂正和先生です。これもどうでも良い?いや大事な事です( *´艸`)

 

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遊郭を歩く(信太山編)

※HP過去記事です。

 

 

信太山に行くと毎回思う事がある。

「セックスってこんなに手軽でカジュアルなものだったかね出木杉くん?」みたいな。

「女の子をホテルに誘うのにあんなに苦労してたあの頃はなんだったの出木杉くん?」
みたいな。(隊長による出木杉くんの貰い事故です)


なにしろ出会って5分後には性交してて10分後には射精してて15分後にはお別れしてて恐らく2度と会うこともない訳です。そう考えると少し人生観というか女性観というかセックス観というものが変わってしまうのです。
(まぁ俺は15分でも嬢とおしゃべりする時間も残るけどな)※ニヒル

15分で一通りの性交が完結するというのは本当に凄い事ですよ。
ある意味で性交における異次元緩和です。(関係ない)
こんなに俺に向いた風俗があるかね?いや無いね!

 

取りあえず自分はここの近くに住んでなくて良かったと思います。
もしそうだったら俺の人生は恐らく大きく変貌していたと思うのです。まぁどちらが正しき道だったのかを理解するにはあと数十年の時間が必要かもしれません。





「このヘンの人じゃないよね」 嬢(パイパン)

「名古屋(方面)から来たんだよ」 たいちょ

「まじで!わたし去年まで名古屋で働いてたんだよ」 嬢(パイパン)

「中村の○○って知らないよね?」 嬢(パイパン)

「あー知ってる知ってる。」 たいちょ(俺を誰やと思とるねん)

「あの店、超流行っててさ。1日9本とか付くんだよ。身体壊れちゃうからこの店に移ったんだ」 嬢(パイパン)





だから男を1本2本で数えるのは止めろとあれほど。。

それはまぁ良いとしてそういう価値観もあるんだと感心しました。

だって信太山の人気店で働くのは相当激務だと思うんですよね。
非本番店から本番店への移動になる訳だし。
信太山の(嬢お抱えの)人気店だとピークで1時間で3回転するみたいなんですよね。
それでもやはりフェラ抜きよりも本番抜きの方が楽だと彼女は言いました。

女はわからん。





「ていうか、これ脱毛?」 たいちょ(あそこを指指す)

「うん、エステ」 嬢(パイパン)

「VIOってヤツだね」 たいちょ

「えっ!?なんで男でそんな事、知ってる訳?」 嬢(パイパン)

ふっ。

まぁ俺は女子力高めですからね。
ていうか俺の中でその頃にVIO永久脱毛がHOTワードだったのだ。(どうアツいんだよ)


個人的にはアソコの毛はあった方が良いと思うんだけども。

まったくアメリカナイズされおって。
子供出来た時どうすんのよ?
俺の母ちゃんがパイパンだったらなんかヤだぜ。
あの優しかったおばぁちゃんがパイパンだったらもっと嫌やがな。

まぁいいか。


うん。。



女はわからん。            (了)

 

 

2023年追記:

信太山も少し値上げしましたね。まぁ良い事だと思うのね。

安いとロクな客来ないんでね(←自己紹介乙)

ミナミからだと非常に便が悪いですがわりと若い娘が多い新地です。これ書いた頃は本当にアソコの毛が無い子の方がレアだったんですが今やボーボーの方がレアになってしまったね。あそこの毛が無い子が増えだした時からぼくはフーゾクから少し足が遠のきました。これは個人の嗜好ですけどね( *´艸`)

 

 

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