ニュー裏モノ探検隊:一風堂

日本フーゾク。たいちょうのひとりごと

スパイスの女。

※HP過去記事です。

 

グダグダのデリヘル嬢


ひょんな事から東京へ行く事になった。(時は2008年ごろ)
いやまぁ東京競馬場に用事があったのだ。※ただの競馬好きです。

この少し前にFXでね、一晩で110万飛んだんです。(サブプライムが表面化した頃だがリーマンショック前)
これはもともとあぶく銭でね、競馬で150万ほど勝った時のお金でした。アンカツありがとう。あなたは偉大でした。



で、口座に15万円ぐらいになっちゃってね。もうどうしようもないから使ってしまおうかと思いました。
それで東京競馬場へフェブラリーSを観に行く事にしたのです。ナニ、で、馬券は当たったのかって?うっさいボケ!(口悪いな)

それはさておきその前の日に池袋でデリヘルを呼びました。
ちゃんと今回はデリヘルが呼べるホテルを手配しておりました。たとえ割高でもだ!(チンコの考えるままに動く男)

普通のデリヘルです。
あまり利用しないので普通のデリヘルがどんなんなのか知らないのですが東京式です。(?)
デリヘルの事務所へ行き、パソコンの画面で女の子を選びました。
動画なんかもあって最新式でしたね。

俺が選んだ女の子は今思うとすごく風俗っぽくない子だったと思います。なんかいつもそんな子を選ぶ。SKEの研究生ぐらいか…

ホテルに戻り女の子を待った。ドキドキする。なんかドキドキする。

チャイムが鳴ったのでなんとなく覗き穴から見てからドアを開ける。
女の子の名前はいつきちゃんだ。やはり素朴だ。なんか良い意味で根菜って感じ。

「あ、ああっ」 部屋に入ると女の子は言った。「ホントごめんなさい、あたしでごめんなさい。」

何だこの挙動不審娘は?

「わたし、その慣れてなくて。ていうかまだ入店1日目で、ていうか2人目で慣れてなくて。ああっ」

ああっ、て…
でも慣れてないのは良くわかりました。

「ああ、あたしホントはこういうキャラじゃないんですよ、お金のためなんです。」いつき

さらっとぶっちゃけたねアンタ。ってなぜ俺にそんな言い訳すんの?
なんかよく分からんけど聞いてもいないのに彼女はデリヘルに入店した経緯を語りだした。

「上野でキャバクラの面接に行ったんですけど落ちたんですよね。思いっきり落ちたんです」 いつき
「俺今日、上野で蕎麦食べたよ」 たいちょ(マズかったけど)
「え?ああっ。まじですか!」 いつき
「で?」 たいちょ
「そしたら上野でキャッチで誘われて、入店したんですね」 いつき
「そりゃ俺はラッキーだったんだねぇ」 たいちょ
「え?ああっ?ああっ!他の子可愛い子ばっかで、ああっ。」 いつき



話が進まないので要約します。

彼女にお金が要るのは大学の卒業旅行のためで、来月までに10万円貯めないといけない。
彼氏と住んでる。
その彼氏はホスト。彼氏に金貸してる。そのお金が帰ってくれば問題解決なのですがままならん状態。
卒業したら就職が無いのでアメリカに留学する。

「留学したら彼氏とは別れるの?」 たいちょ
「うーん。一応続ける事になってるんだけど。うーん。」 いつき
「いつきちゃん、間違いなく向こうで浮気すると思うよ(キッパリ)」 たいちょ(過去に見た留学者の傾向からして確実)
「うーん。ですよね~」 いつき

すでにやる気マンマンやん。

「でもー、お互いさまって言うか~」 いつき
まぁ、ここまで聞いただけで今の彼氏がクズなのは分かってるけども。
ついでに言えばいつきちゃんのお股もちょっと緩めなのも分かってるけども。

「どちらにしろ、その前にしばらく故郷に帰るんですよねぇ、もうそこで終わりそう」 いつき
「故郷ってどこ?」 たいちょ
「岐阜県」 いつき
「え?俺、岐阜県から来たんだけど…」 たいちょ
「ええぇ?あああぇぇぇ?ほぁぁぁ?あ、わ、私○○市です。」 いつき

バ、バカ。ほぼ隣町やんけ。。
なんで池袋まできてこうなるかな。。
この話をこれ以上掘り下げるのはやめよう、お互い怪我する。
俺は話を変える事にした。ちゅーかもうプレイに入ろうぜ。これじゃただの身の上相談だ。
それにしても俺ってば東京にきても同郷っぽい顔立ちの子を選んだんですね。
そう思うと同じクラスに居ても違和感ないかんじですもん。隠し切れない田舎臭さを共有。

その後、すべてがグダグダだった。

一緒にシャワーを浴びるのですがえらいシャワールームに入ってくるのが遅いのでちょっと脱いでるのを覗いたのですが、
なんかプロテクターみたいな下着を着けてるしとにかく完全装備のド素人丸出しの服装なのです。
(プロは脱着しやすい服を着ている)
身体を観察すると下着の跡がクッキリついていて何か逆に新鮮な気分だった。
まぁそりゃあんなプロテクターみたいな下着つけてれば跡もつくわいな。

彼女は持ってきたボディーシャンプーで俺を洗ってくれた。で、チンコを洗われる。

「染みませんか?」 いつき
「うん」 たいちょ
「はぁぁぁぁ、よ、良かったですぅ~」 いつき

なにがやねん。

どうやらこのボディーシャンプーはグリンス入りだったみたいで、ある種の性病だとすごく染みるそうで、安心したそうです。
でもある種の性病しか分からんと思うので限りなく気休めかと思われます。


そしてぐだぐだにプレイが始まった。


一応ぼくが責めで彼女が受身の形をとりました。
キスをしようとしたらなんかやんわり顔をそむけたのでイヤなのかなと思ってやめた。
というか彼女はずっとシーツで顔を半分隠してしまっていた。恥ずかしかったのかキスされたくなかったのかは不明。
クンニをしましたがなんかアソコからワキガの臭いがしました。(そんな悪い匂いじゃないんですけどね)
しかしあそこからワキガの臭い…レアケースだ。スパイスの秘境な女です。

なんかいつきちゃん体がカチカチです。緊張してるんだと思います。

「な、舐めましょうかね?」
いつきちゃんはそう言うと責めに回った。
なんか、、
あんま気持ちよくないんだけど。。
なんかいつきちゃん、とっても頑張ってるのでもう出しちゃおう。明らかにもう残り時間が少ないし。

どくどくどくどくどく。

あ、意外と射精感が長い。
なんか吸い取られる感じする。。

「お疲れさまでしたぁ☆」 いつき
俺がイッて安心したのか、いつきちゃんはすごく元気よく言った。
ん?俺の精子どこいったんだろう?



いつきちゃんは横に寝そべった。
「もう12時なんですね~☆」 いつき
うん。この子、どうやら飲んじゃったみたいだね。。

ごっくん。それ確かお店のオプションで5千円って書いてあったけど。。

「飲んじゃったの?」 たいちょ
「はい?」 いつき
「だめだよ飲んじゃ。今度から吐き出しなよ」 たいちょ(デリヘルで説教たれる男)
「彼氏のはいつも飲むから…」 いつき
「彼氏は良いけどお客さんのはやめな」 たいちょ(デリヘルで諭す男)
「でも、、吐き出したらなんか失礼ですから」 いつき

ええ子や…(涙)
うん。ホント君向いてないよ。。
キスはイヤだけど、ごっくんはしちゃうとか意味分からんわい。どんなんやねん。

「痛くなかったですか?」 いつき
「すごく気持ちよかったよ」 たいちょ
そりゃ吸い出されながらごっくんされたら気持ち良いでしょう。

「疲れなかった?」 たいちょ
「うん。なんか今回楽だったから」 いつき

「…」 たいちょ
あの、それ5年前の俺なら3日ぐらい寝込む攻撃ですよ。今の俺は強いから良いようなものの。。

帰り際。
情が移ってしまったので(同郷だし)財布に2千円札があったのでチップとしてあげた。
旅費に少しでも足しにしとくれ。(しょぼいけど)
どうせ競馬で消えるだろうお金だし。(本当にそうなったけど…)

「え?ふあぁぁ!?ああっ。そんな、ああっ。ゴメンナサイ貴重な時間を。ああっ」 いつき


いえ、こちらこそ。。 


グダグダだけどデリへルに良い思い出ができた夜でした。    (了)

 

追記:2023年 ぼくはあまりデリヘルは好きではなくて店舗型が好きです。結局この時以来デリヘルは利用した事が無いですね。

 


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